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ニコンのデジカメでフィルム写真っぽく撮るための露出とホワイトバランス

私はニコンのデジカメ(最近は Zf を使ってます)の撮って出し JPEG や純正 RAW 現象ソフト(NX Studio)でフィルム写真っぽく撮ったり仕上げたりするにはどうしたらいいか、というのを趣味でいろいろ試しています。フィルム風に仕上げるカスタムピクチャーコントロールの公開なんかもしています。

ピクチャーコントロール以外にも「露出」と「ホワイトバランス」をフィルム写真っぽくする方法というのが自分なりに定まってきたので共有したいと思います。
自分が試したのは主にミラーレスの Zf や Z7II といったカメラですが、機能的には D の付く一眼レフ時代からあるものを使います。試してはいないですが、もしかしたら D の付くデジタル一眼レフでも同じような設定をすれば同じように仕上がるかもしれません。

ニコンのデジカメでフィルム写真っぽく撮るための「露出」設定

フィルムっぽい露出というのは「白飛びしない」かつ「明るい」なのかなと思っています。大体下の4つをやっておけばそれが自動で出来ます。

  • 測光モードを「ハイライト重点測光」にする

  • 露出補正を +2 にする

  • アクティブ D ライティングはオート

  • ISO 値はなるべく小さくする

明るすぎた場合は現像時の補正で暗くしましょう。また、手振れや被写体ブレしない程度のシャッター速度は確保しておきましょう。

ニコンのデジカメでフィルム写真っぽく撮るための「ホワイトバランス」設定

フィルムの時代はオートホワイトバランス(AWB)なんかなくてホワイトバランスは常に固定でした。なのでフィルムっぽく撮りたいならホワイトバランスは思い切って固定にします。

  • ホワイトバランスは 5500 K で固定

まとめ

以上をまとめると下の通りです。ついでに私が配布しているカスタムピクチャーコントロールを設定しておきましょう。何か参考になれば幸いです。

  1. 測光モードを「ハイライト重点測光」にする

  2. 露出補正を +2 にする

  3. アクティブ D ライティングはオート

  4. ISO 値はなるべく小さくする

  5. ホワイトバランスは 5500 K で固定

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