瞬間を捉える
数百年前まで、絵画が主流であった時代では
瞳に映った世界を
筆を持って写実していた。
ところが機械による生産が盛んになるとカメラによってそれは譲与された。
絵を残した芸術家たちは、元の『世界』の一部が
二度と見ることのできない刹那としてその手を動かして描いていたのかなと思いにふける時、逆に今のカメラにおいて捉える刹那とは何なのか。
記憶と記録を更新する感覚に近いなと思う。
今は日記を読み返すというより、クラウドサービス等で写真を見返す方が圧倒的に多い。
テキストに勝ってグラフィックを用いているから。
音声もこれからもっと増えるだろう。
さて、全然関係ないが
極私的に、夕方にひとシャワー浴びて
夜の街に繰り出す感覚が好きだ。
わしゃわしゃしてたりパリピな感じではなくて
しっとりとして、chilling な感じ。
屋上だとか、映画館だとか。
あるいはジャズバーとか。公園もいい。
電灯がキラキラしてる街を歩くのが好きだ。
みんなが帰る電車と真逆の電車に乗ってどこか行くのが好きな人間です。