発達障害の特性のおかげでできたこと。 自分の中にしかない原石を見つけてほしい。

今日は、自分が発達障害だからできたこと、
そのおかげで、人間関係が格段に広がったことについて
経験したことを書きますね。


大学時代は趣味でアカペラをしていました。アカペラとは、ハモネプなどでも有名で複数人で歌って奏でる音楽です。

そのときに必要になるのは「楽譜」。

自分で好きな曲を演奏するために、探して購入するのも良いのですが、
アレンジなど、表現を変えたいとき、どうしても楽譜を作る必要があります。

当時楽譜を作成することができるソフト
singer song writer

この楽譜制作ソフトと出会い、僕の生活はとても豊かになりました。

大学1年生の頃、音符が全く読めない僕は、時間を持て余していたため、
好きなことに真剣に取り組んでみたいと思い、楽譜と真剣に向き合うことに。(もし無理だったら投げ出すつもりでした。)

そこで、発達障害の力が活躍し、決め手となった発達障害の特性「過集中」。(当時は自覚もありませんでした。)

楽譜について知りたいと思い、没頭していたのですが、寝ること、食べること全てを忘れ、24時以上ノンストップで楽譜を作っていました。(テスト勉強を投げ出し、単位は必死でしたw)

そのおかげもあったのか、1年間で人並み以上に音楽のことを学ぶことができました。


さらに、アカペラで活躍した、発達障害の特性「聴覚過敏」。これは”日常生活では”とてもつらい特性ですが、音楽ではかなり活躍することができました。

具体的にどういうものかというと、遠くにいる人の会話、近くにいる人の会話、道路での騒音、雑音、すべての音が、大ボリュームかつ、同じ音量で、情報が頭に入ってくるのです。

コミュニケーションが取れない大きな要因ですね。
(ストラテラを飲んだら落ち着きます)

感覚が研ぎ澄まされているときは、50m離れている人の声も鮮明に聞こえたり、、、とにかく、常時疲れやすい。すべて音の情報が、均一に脳に入ってくるため、処理能力がパンクして、なんしか疲れやすい。(仕事では常にパンク状態)

ただ、この能力、”音楽では”とても活躍するんです。6人で歌っているそれぞれの旋律が、鮮明に聴き分けれるのです。和音のおかしい場所を的確に指摘できたり、楽譜に打ち込むときにとても便利でした。(本当に極めたら、オーケストラのすべての音もわかります)

経験を通してわかったことは、発達障害のおかげで、普通の人にはできない、超人的な能力を発揮できることが僕の強みになりました。(社会人アカペラサークルでもこの能力は活躍しています。)

そのおかげか、学生時代は人に恵まれ、発達障害で悩まされることは、
全くありませんでした。(音楽以外の面では変人扱いされてましたけど、
友達には恵まれていましたw)

もし発達障害で悩んでいる人は、本当に自分が好きなことや得意なことを見つけてほしいです。障害も使い方によっては長所に変わるので、新たな自分を探してみてはいかがでしょうか。

得意な部分、好きな部分を見つけると、障害ではなくそれが長所に変わり、
自分に自信をつけることができ、希望が生まれると思っています。

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【さいごに】

発達障害について共感できること、
悩んでいることがあったりしたら、
是非いいねやコメントををいただけると
励みになります。
まだnote初心者ですが、
交流を広げたいので、
ぜひお話聞かせてください。

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