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Makina67のファーストロールから考える「空気を写す」ということの正体

これまで林はほとんどデジタルでしか撮って来なかったのですが、最近Makina67という中判フィルムカメラをお借りしましてフィルムを始めました。

ファーストロールの写真をnoteにまとめようと思ってすっかり忘れていたので振り返りつつ、今回は「空気を写す」という写真においてよく議論される概念について考察しようと思います。

本当の1stショット。緑が深い。
ピント合ってるかなと心配になりながら撮ったけどセーフ
今回一番感動したカット。ハイライトが美しい…
振り返りモロニキ。自分の写真という感じ
Ariくん。水面の反射が綺麗で、うまく関係性を作れないかと狙ったカット
よしだくん。同じく水面の反射を使おうとしたカット
これはミスですね…手前に合わせたつもりがなぜか奥に。
ここを撮ろうとした意図もわかりづらいです
初の絞ったカット。実は中央に月がいます
よしだくんに撮ってもらった林。とてもよい

あと一枚家でゴロゴロしている妻を撮ったのですがすごいゴロゴロしているので自分だけの写真にしようと思います。

以上が正真正銘の林の中判フィルムファーストロールなのですが、第一印象として感じたのは「空気写ってるなあ」でした。
普段観ているデジタルの写真と比べて、明らかに空気が写っている。
空気感があるという表現もできます。

そこから改めて「空気を写す」とはどういうことなのか考えました
このテーマはもう10年以上考えていて、その時々で空気を写す方法を色々と試してきたのですが…今朝ついに「一旦これが答えだな」というものが出たので記事にしています。

林が考える空気が写っている写真とは

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