写真の『明るさ』と『設定』の話
見たままの景色を写真にしたい!
こんなポートレート撮ってみたい!
カメラを始める方たちはそう思ってカメラを手に取っていることだと思います。
しかし、すぐに立ちはだかるのがこの「カメラ設定」という難所。でも、値の関係性さえ知ってしまえばMモードなんてなんのこっちゃありません!!
この“値の関係性”というのがミソとなってきます。
まずこの図を覚えてみましょう!
ISO
100 200 400 800 1600 3200 6400
SS
1 0.5 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125 1/250
絞り(F値)
F1.4 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16 F22
*数値段数表
ISO:数値が上がると明るくなる
SS:数値が上がると暗くなる
F:数値が上がると暗くなる
そう!数値が上がって写真が明るくなるのはISOだけなんです!
また、ここから面白いのが3つの値において変わる明るさは一緒
ということです!
それは
ISO:-1段=SS:-1段=F:-1段 という事
ISOを1つ上げる事と、SSを1つ下げる事絞りを1つ開ける事は、
写真の明るさだけをとれば
同じ事なのです。
例えば「川の写真を撮りたい!」写真は絹糸のようにサラッと流れている様を撮りたい!
だからSSを3段下げて1/1にしました。
ここでポイントは3段下げたという事。
3段下げたら写真が真っ白に飛んでしまいましたOrz
3段分SSを下げたということは図を見てわかる通り
3段分明るくなったという事
そんな時は他の2つ「ISO」と「F」を使って3段分暗くすればいい!
±0の状態にすれば最初に意図していた明るさに戻るという事なのです!!
例)[SS-3]+[ISO+2]+[F+1]=±0
[SS-3]+[ISO+1]+[F+2]=±0
こんな感じに他の値を使って±0にしましょう
すると写真の明るさ戻ったのではないでしょうか?
意図する写真によって3つの値のどこを優先的に弄って行けばいいのか
など、他にも要点は色々ありますが
今回は『明るさ』に要点を置いて綴らせていただきました。
これを参考に皆さんのカメラライフが少しでも豊かになりますよう
では!