富士山を撮る〜お勧め撮影スポット〜
こんにちは!
広告ディレクター/デザイナー、そしてブランディングコーディネーターのSaygoです。写真家もしています。
前回同様、今回も写真関連のことを書きますね。しかも今回は、僕の撮影オススメスポット。その被写体となるのは『富士山』。今期、暖冬と言われていてほとんど雪が降っていない地域もありますが、さすがに富士山は冠雪しています。冠雪している富士山は本当に綺麗ですよね。息を呑む、と言うよりも一瞬息が止まるくらい綺麗だと感じています。そんな富士山を撮る時のオススメスポットを4箇所、ご紹介します。
まずは『富士山てどんな山』を解説
新幹線に乗っていて富士山が見えるとテンション上がりますよね!僕だけじゃないと想うのですが、富士山が(綺麗に)見えると『日本人で良かったー』なんて想ってしまいます。
そんな不思議な魅力を持っている富士山を思い起こすたびに撮りたくなるのですが、富士山の撮影は難しいです。非常に難しいです。
他の方が上手に撮っているのを見ると、難しくないように感じますが、実際に自分で撮るとなかなか想うように撮れません。季節はもちろん、時間や気温、湿度によって富士山はガラッと表情を変えます。その瞬間に見ている富士山はその時にしか見ることが出来ません。富士山の同じ表情(景色)は一度きりです。二度も見ることが出来ないのです。それはなぜか?
富士山は独立峰だから、、、だと僕は想っています。しかも他の独立峰と比べてみても本当に周りに似たような高い山がないため、構図を創造するのも天気によってはかなり四苦八苦します。
独立峰:連峰(並び連なっている山々、連山、山脈)とは異なり、ただ一つのみで形成されている山のこと。独峰(どっぽう)、単独峰(たんどくほう)、孤立峰(こりつほう)とも言う。※Wikipediaより抜粋
今回の各撮影地ですが、車で行くことをお勧めします。車移動の方が好きな時間帯に行けるし、好きなだけ滞在できるので思う存分、撮影が楽しめると思います。
※それぞれのマップ画像をクリック/タップするとGoogleマップで確認することが出来ます
富士見ヶ丘公園
静岡県御殿場市から芦ノ湖に向かうと箱根スカイラインを通って行くルートがあります。その箱根スカイラインに沿ってある公園です。公園といっても駐車スペースが数台あるだけの拓けた場所となります。と言っても、人気のあるポイントになるので晴天時は常に車が数台が止まっています。
芦ノ湖に向かう場合は駐車して振り返る感じになりますが逆パターンの、芦ノ湖から御殿場市に向かうときは正面にドーンっ、と富士山が見えるかたちとなります。
湖 尻 峠
先ほどの箱根スカイラインを走ってくると、芦ノ湖が見える芦ノ湖スカイラインに入ってきますが、その合流地点にあるのが湖尻峠です。
この湖尻峠の駐車スペースは、先ほどの富士見ヶ丘公園の時よりも狭く、さらに富士山を見ようと想うと三叉路の道路を横断し、まさに「峠」の上まで登る必要があります。成人男性(僕の場合)の足で約6〜7分くらいです。
それでもかなりお勧めの場所です。というのも峠から富士山を見ると、そのうしろ遥か彼方にある南アルプス連峰の姿も見ることが出来ます。この雄大な風景はぜひとも見てほしい風景のひとつです。
長池親水公園
次のスポットはグンっと飛んで、山梨県側からのスポット、山中湖になります。
山中湖の湖畔にある公園、長池親水公園。ここの公園は湖に面しているため、樹々や建物のような景色を遮るものがなく、富士山を身近に観ている感じで撮影が出来ます。さらに風が穏やかで湖面に波が立っていない時は山中湖に逆さ富士が見られる時もあります。
恩賜箱根公園
ごめんなさい、また芦ノ湖に戻ります。しかも箱根町。でもこの箱根にも素敵な撮影スポットはたくさんあります。その中のひとつ、恩賜箱根公園。
「旧箱根離宮」跡地に広がるこの公園からは、芦ノ湖はもちろん箱根外輪山も眺めることが出来て、さらには手入れのいき届いた園内では季節ごとの花々も楽しめて、かながわ景勝50選にも選ばれている公園です。
その公園をずっと進んでいき弁天の鼻展望台まで行きます。でも実はその先さらに進める小道があり、そこを進んで行くと目の前にドーーンっ!とこの絶景を観ることが出来ます。
実はこの写真で『2009「箱根フォト百選」』の最優秀賞を戴くことが出来ました。10年以上前の作品(賞)ですが今観ても、我ながら良い風景だと想います。
最後に
最後は僕の宣伝にもなっちゃいましたが、今回のブログ記事で富士山の撮影スポットの参考にして頂ければ嬉しく想います。
今回は晩秋〜冬、といった時期、そして4箇所のみですがまだ他にも知っている場所や、行った場所、ここ穴場じゃない?!と思った場所を今後もご紹介していきます。
どうぞこれからもよろしくお願いします。