超えろ!過去の自分。その1冊が家族の話題になる|フォトクリエイト「写真が紡ぐ わたしのフォトストーリー」
一瞬に留まらず、人のストーリーを紡ぎ(つむぎ)、『明日がんばろうと想える』ブックを綴る(つづる)──。
そんなコンセプトを掲げるフォトクリエイトの『GRAPHICBOOK』は、全国のスポーツチームや部活動を中心にご好評いただき、スタートから5年目を迎えることができました。
2022年から4冊ご購入いただいた現在も現役としてバレーボールをプレーする
隅田弥杏さんと
弥杏さんのお母さまである
隅田裕子さんに、
家族の『GRAPHICBOOK』について語っていただきます!
──
まずはじめに、バレーボールをはじめたきっかけを教えてください!
弥杏(みな)さん
5つ年上のお姉ちゃんが地元のクラブチームに入っていて、ついて行くようになったことが、最初のきっかけでした。
お姉ちゃんの友達の妹が偶然わたしと同い年で仲良くなったので、「一緒にやろうよ」と声をかけてくれました。
小学1年生だったのであんまり覚えていないんですけど、一緒に楽しくできたらいいなと思っていたのですが、気づいたらのめり込んでいました。
──
主にどのポジションでプレーしているんですか?
弥杏(みな)さん
中学1年生からはリベロをやるようになって、2年生になって背が伸びたので、アウトサイドヒッターで出ることも多くなりました。
県での選抜の時は、今もリベロをやったりします。
──
役割が全然ちがうと思いますが、どちらが楽しいとか、このポジションで出場したいというこだわりはありますか?
弥杏(みな)さん
与えられたポジションでがんばりたいという気持ちなので、あんまりないですね(笑)。
でも身長が162cmしかなくて、どこで出場するにもまだまだなので、
「高校生になるまでの間に、少しでも伸びてくれないかな……」
というのが、今の悩みです。
──
身長162cmって平均と比べても高い方だと思うんですが、バレーボールだと「まだ足りない」となるんですね……。
裕子(ひろこ)さん
中学生と高校生では、ネットの高さが全然ちがうんですよね。
小学生から中学生になる時も苦労しているのをそばで見てきましたけど、最近は選抜チームで高校生を相手に練習試合をしているんです。
するとネットが高さが上がりますので、またこの壁を乗り越えていかなきゃいけないんだろうな……と。
同じ競技でも、数cm違うだけで全然ちがうように見えるので、プレーしている本人はもっと大きなちがいを感じているだろうし、私としては大変だろうなと思います。
──
ぜひその大きな壁を越えてほしいですね!中学校に入ってから、一番うれしかったことは何ですか?
弥杏(みな)さん
大会はうれしい想いより、悔しい想いをすることが多いです。
でも想い出してみると……。
最近、高校生との練習試合できれいにレシーブを打つことができて、自分でも納得のいくプレーでした。
あと、顧問の先生が熱心なので、ちょっとでも褒められるとものすごくうれしいです。
もしかしたら、これからも悔しいことが多いのかもしれません。
でも、きっとうれしいことがあると思うから続けていられるのかもしれません。
──
はじめて「GRAPHICBOOK」をご購入いただいたのは、中学1年生のバレーボール新人大会でしたよね。
裕子(ひろこ)さん
サンプルを見て、「うちの子らしいな」と思えるお気に入りの1枚があったので、迷わず購入させていただきました。
小学生のときもフォトグラファーの方がたくさん写真を撮ってくださっていたので、たまに購入していましたが、買うだけ買って、そのままになってしまっていて……。
それが中学生になってから、素敵な1冊にまとめてくださるサービスがあることを知って、とてもびっくりしました。
──
当時はまだコロナ禍だったんですね……。
裕子(ひろこ)さん
マスクで試合に出ないといけない時期で……。
でも、マスク越しに一生懸命さが伝わってくるし、絶対買おうって。
──
「うちの子らしいな」というのは、どのシーンでそう思われましたか?
裕子(ひろこ)さん
小学生のときはずっとセンターで、カット(低いトス)をするのが主な役割だったんです。
私たち保護者の中では、
“カットの弥杏(みな)ちゃん”
なんですよ(笑)。
このシーンはリベロとして出ていた試合ですけど、この低いトスを見て、
「ああ、これ!これ!カットの弥杏(みな)ちゃんだ」
と思えたし、こんなに大きく写ってくれてるのがうれしくて……。
私の一番のお気に入りです。
弥杏(みな)さん
このブックに写っているのは4位に終わった大会で、先生に指導された大会だったんですよ。
自分としては少し想い出すと……(苦笑)。
──
あああ……。ごめんなさい、弥杏さん。苦い記憶を想い出させてしまって……。ほかの大会のブックもご購入いただいていますが、弥杏(みな)さんのお気に入りの1冊はありますか?
弥杏(みな)さん
うーん……。
裕子(ひろこ)さん
なんか一冊くらいは、自分でもいいなと思うのあるやろ?
弥杏(みな)さん
(おもむろにブックを開きながら)チームのみんなの背中が写っているこのページは、けっこう好きです。
でも、いつもわたしがいいなと思う前に「これもいい、あれもいい」と、母が見せてきます(笑)。
裕子(ひろこ)さん
だいたい私と主人とで見返して、「やっぱりカットは、弥杏(みな)が一番かっこいいよね」とか、「絵になっているよね」ってそんな話ばっかりしちゃいます……(笑)。
ちょっと、恥ずかしいんですけど、でもやっぱり、親バカになっちゃうんですよね。
──
GRAPHICBOOKは、「『明日がんばろうと思える』ブック」というコンセプトがあります。中学での想い出を見返しながら、高校生活に向けていい準備はできそうですか?
弥杏(みな)さん
楽しみと不安とで、半々です。
写真を見ていると、やっぱり大会で負けた時の悔しい気持ちがよみがえってきます。
でも次はミスをしないで、もっといい動きをしたいなと思えてくるので、まずは中学最後の大会で、最高のプレーができるようにがんばりたいです。
裕子(ひろこ)さん
お姉ちゃんと弥杏(みな)に続き、今は下の息子もバレーボールをやっていて、家族の中心にバレーボールがあります。
だけど、私も主人もプレーをしたことがあるわけではないし、うまくいかないこととか、もっとやらなきゃいけないことって、本人たちが一番わかっていると思うんです。
だから心配なことはたくさんあるし、言いたくなることもありますけど、グッと我慢して……。
弥杏(みな)さん
たまに、なにか言いかけてやめているよね(笑)。
裕子(ひろこ)さん
「ダメダメ、やめよう」って、車の中でね。
朝早くから準備をして送り迎えをしたり、一緒になって悩んだりして、親の私たちもしんどいなと思う時もあります。
でも、こうして輝いている姿を見ると、「これからもできるサポートを精一杯していこう」という気持ちになれますね。
──
お互いの今後への熱い想いと、その準備ができていることが伝わってきました。「もっとこんな写真を撮ってほしい」とか、「こんなブックをつくってほしい」といったご意見はありますか?
弥杏(みな)さん
みんなと一緒に楽しくプレーしたくてずっと続けているので、全員で喜んでいる写真をたくさん撮ってほしいです!
裕子(ひろこ)さん
ただ写真を撮るだけではなく、GRAPHICBOOKのように試合の流れがわかるような本にしてくださるのは本当に感激だし、今も充分楽しませていただいます。
親としては何よりも子どもの笑顔を願っていますけど、時にはすごく悔しがっていたり、泣き崩れたりしているシーンがあってもいいのかなと。
ブックを開くと、子どもたちの息遣いが聞こえて、汗が飛び散ってくる。
そんな想像ができる1冊にしていただけたらとてもうれしいし、サポートするこちらのパワーにもなるので、今後ともよろしくお願いします。
弥杏(みな)さんの活躍をそっと見守る裕子(ひろこ)さんの愛情深さと、
バレーボールを中心にした会話、
時にその話題にGRAPHICBOOKがある隅田家の日常を垣間見ることができる、
そんな素敵なお話をお聞きすることができました!
弥杏(みな)さん、裕子(ひろこ)さん、
どうかこの先もいいプレー・サポートを続けてください。
フォトクリエイトは、がんばるみなさまを応援し続けます!
素敵なお話をありがとうございました!
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