【2021年版】ディズニー行くけどSONYのカメラのレンズって何買えばいいの?
この記事はSONYのEマウントミラーレス一眼を持っている方、これから買おうと思っている方が、ディズニーに行く時にどんなレンズがおすすめかについて書きます。
当然ながら、何十万円もする高級なレンズを選べば綺麗な写真が撮れます。しかし、そういうレンズを買える人はおそらくこのnoteなんて読んでないでしょう。あくまで一般庶民向けです。「それなりの値段で、それなりのクオリティの写真が撮れるやつ」をご紹介します。
基本的にフルサイズ向け(α7、α9、α1系)のレンズを紹介していきますが、APS-Cサイズ(α6000系)のカメラをお使いの方は、近い焦点距離とF値のものを選択頂ければ問題ないと思います。
結論:とりあえずタムロン買っておけば大丈夫
いきなり最適解を言ってしまえば、TAMRONの「28-200mm F2.8-5.6 Di III RXD (Model A071)」さえあれば、ディズニーランドでもディズニーシーでもほとんどの場面で困ることはないでしょう。
最近は中古価格が7万円を切るくらいまで下がっており、敷居は低くなっています。7万円でも高いよって思うかもしれませんが、性能や相場を考えれば異常に安い価格です。他に何も買わなくていいので。
特筆すべき点のひとつとして近接撮影能力があります。
28mm時でF2.8の明るさ、最短撮影距離0.19m。これは何を意味するかと言うと、「近くのものにとても寄って撮れ、めっちゃボケる」になります。上の写真はディズニーシーの「ケープコッド・クックオフ」前にある花壇の写真ですが、これを見ればどんな写真が撮れるか分かると思います。
食事や小物を撮影する際に活躍できそうですね。
レンズが明るいということは、暗い場所でも良く写るということです。ディズニーは夜景が綺麗なことでも有名ですが、ふと何気なく撮っただけでも綺麗なままが写ります。これは撮ったままで一切加工していません。
200mmという望遠はディズニーランドにおいてはまったく不足を感じません。この写真は73mmですがF4と非常に明るいです。「ナイトフォールグロウ」がこれだけ綺麗に撮れるのであれば、「エレクトリカルパレード」が再開された時にも同じように撮れそうですね。
ディズニーシーのハーバーショーは200mmどころか300mmでも足らないので、諦めるか全画素超解像ズームを積極的に使いましょう。Super35mmモード+全画素超解像ズームで600mmまで伸びるので、問題ないはずです。
あと何と言っても軽い。575gです。
多くの荷物を持って1日歩き回るパークにおいて、軽さは正義です。カメラだけ持ってればいいわけでもないですからね。
ちなみに、同じ高倍率ズームに「SONY 24-240mm F3.5-6.3 SEL24240」というレンズがありますが、あちらはF値が暗いので夜は苦手ですし、重さも780gあります。
でも意外とキットレンズもいけるから安心して
この3つはそれぞれAPS-Cサイズ用の標準キットレンズ、望遠キットレンズ、フルサイズ用の標準キットレンズです。
だいたい本体買うとセットでついてるこのレンズ、どうせ安かろう悪かろうなんでしょ?ディズニーでは使えないんでしょ?と思いがちですがまったくそんなことはありません。
それぞれSELP1650、SEL55210で撮影した写真です。
前述のTAMRONのように超近接距離で撮れたり、夜景が感動するくらい綺麗に撮れたりはしません。正直。でもスマホやパソコンの画面で家族や知り合いに見せる程度ならば、十分に綺麗に撮れていると思いませんか?
繰り返しますが、「一般庶民が趣味で撮る」というレベルでは十分に存在意義を見出してくれます。
飛び道具で超明るい単焦点持っておくと楽しい
TAMRONやキットレンズがあれば大半のシーンでは問題ないことがお分かり頂けたかと思いますが、それらではどうしても撮れないシーンがあります。それは「真っ暗なアトラクション」です。
ディズニーでは真っ暗なアトラクションが多く存在していて、その中でも「カリブの海賊」や「ホーンテッドマンション」は、これまでご紹介したレンズでは絶対に撮ることができません。
F値が非常に明るいレンズで、オートフォーカスが早い、または熟練のマニュアルフォーカスによってはじめて撮影が可能になります。
この2つの写真は「SIGMA 30mm F1.4 DC DN Contemporary」を使用して撮影したものです。肉眼よりも遥かに明るく写っているのがわかりますでしょうか。ただ、正直ここまで来るとマニアの世界なので、いきなり揃えずにやってみたいなと思ったらでいいと思います。
単純に夜景をバックに家族や友人のポートレートを撮影したい、なんていう場合にも大活躍するので、大きくて重い望遠レンズとか買うならこっちのほうがお勧めですよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。これを参考に素敵なパークの写真、大切な人の写真が撮れるといいですね。
実は一番の課題は「一緒に行く人が撮影に没頭することを許してくれる相手かどうか」だったりしますが・・・
Yuz.