ありがとう京都ジュンク堂
京都のジュンク堂書店が2020年2月29日で閉店します。
先日京都に行った折、昔通っていた時のお気に入りの棚を一通り見てきました。懐かしい。
大学に入るも、次々に出てくる難解な概念についていけなくなり、少しでも簡単に解説している本がないか探し求め、生活費を削る勢いで本を購入して必死で読み込みました。色んな角度から現象を知ることで、少し理解が楽になった記憶があります。
そのような周辺知識は今の仕事で人に技術説明を行う時の基礎にもなっているので(大学で講義したときも割と好評でした)、この本屋にはとても感謝しています。
最後のお別れに何を買って行こうかと1時間くらい考え、そういえば一番最初に買ったのもこれだった気がすると、理科年表を購入しました。
現時点で分かっている様々な物理定数、天体の配置、化学物質合成の手法から生命を形作る分子生物学的な原理に至るまで、科学の要諦とも言うべき知識がびっしりとまとめてある冊子です。
知的。とっても知的。
これで最後かとしみじみと精算していたら、けものフレンズ※のカバーがついてきました。
絵がゆるい!締まらないよ!!
まあいいか。
ありがとうジュンク堂書店京都店。
※触れた素材の化学構造式がわかるフレンズです
※原作未視聴