2022年 noteを始めてみる! 今更感!!
Commercial photographerになって(アシスタント時代除いて)約20年、
建築や車、美容系のジャンルで活動しているフォトグラファーです。
今更感はありますが、何となく区切りの年だし、
20年培ってきた撮影方法やレタッチ、カッコイイ建築物や車の話、
ここ10年くらい撮影している美容フォト(美容師さんのフォトコンテスト用撮影)で思うことなど、マイペースで綴っていこうかなと。
初回はフォトグラファーになったきっかけを書いていこうと思います。
カメラは中学の時から何となく好きで撮っていた記憶があるけど、
フォトグラファーを志したのは高校時代のバイトがきっかけでしたね。
幸運なことに知り合いのツテで、車の撮影現場に清掃&雑用係で入ることができて、最初は新しい車が見れるし触れるのが楽しいなーと思っていましたが、何回も現場に入るにつれて車を触る方より、撮ってみたい願望が増していったのを覚えていますね。
こっそりフォトグラファーさんの近くに陣取り、シャッタースピードや絞りいくつで撮ってるのかな〜とか覗き見たり、隙をみてファインダーを覗いてみたり、
自分だったらこんな感じに撮るな〜とかイメージしながら働いていた記憶が。(懐かし〜)
高校の時の愛読書はCar Graphic
この本で車のスタイリングの魅せ方とか色々学ばせてもらいました。教科書を読む時間よりCGを読んでる時間の方が確実に長かった!
高校を卒業し、写真の専門に行くか迷ったけど、視野を広げたい的な安易な理由で大学に進学。
進学してからもアシスタントのバイトは続けていて、朝一でテストを受けて、速攻ロケ現場に向かい深夜に帰宅、ってな感じの大学生活を送っていました。
サークル活動やコンパなんて皆無な寂しいキャンパスライフ、、、。
色々好きなことを学ばせてもらったけど、やっぱり一番は写真(車)が撮りたいな〜という思いは揺るがず、これで生きていこうと確信できたので、大学進学も無駄では無かったかなと、、。(親には無駄なお金(学費)を使わせてしまった罪悪感が)
大学卒業後は、そのままバイト先にお世話になり、本格的にアシスタントとして働くように。
ちょうどフィルムとデジタルの転換期、
NikonのD1、CANONの30Dが出るちょっと前で、150万画素くらいのKodakを使っていたなー(お値段 確か300万オーバー!! 今ならphase oneとかLeicaとか買える、、、。)
Photoshopも学生の頃から触っていたので、他の現場にもよくPhotoshop要員で呼んでもらえて経験積めたので、フォトグラファーデビューもフィルム時代のアシスタントより早かったのかなと。
サブでシャッターをちょくちょく切らせてもらったり、Photoshopで切り抜き合成する日々を送っていた時に、ギャラリーのオーナーから指名で内観の写真を撮りに行くことに。ついに一人で現場に向かう日が!
振り返れば、これがデビューだったのか。そもそもデビューって何だ!?
4×5のカメラとGitzoの重たい三脚を担いで現場に向かった日は鮮明に覚えているな〜。
その後は、
車や建築の撮影をメインに活動していき、とある仕事で一緒になったモデルさんの宣材写真を頼まれて撮ったのをきっかけに、宣材写真の依頼も増えていき、その宣材撮影のヘアメイクをお願いした美容師さんと美容フォトコンテストに挑戦するようになり、「ミルボンDA」というコンンテストでグランプリを獲ってから、色々な美容師さんと作品撮りや美容雑誌での撮影が増えていった感じですね。
(KHAとか受賞歴は色々あるけどJHAはまだ無い、、、。誰か一緒に目指そう!)
学生のころは、ファッションモデルやお洒落な美容師さんの作品を撮るようなフォトグラファーになるとは思ってもみなかったな〜
コマーシャル系は守秘義務やら契約で喋れないことが多いので、
これから美容コンテストに挑戦したい美容師さん、美容を撮ってみたいフォトグラファーに向けて何かしら有益な情報を発信していけたらと思います。
こんなフォトグラファーのつぶやきnote、よろしくお願い致します。