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【CANON New FD 300mm F2.8L】

この記事を選んで頂き、ありがとうございます。

フィルム時代の名玉と言われている
CANON New FD 300mm F2.8L を紹介したいと思います。

それまでの300mm F2.8から完全に新設計された大口径の高性能望遠レンズ。第2レンズに蛍石、第3レンズにUDレンズを使用し、二次スペクトルを極小に抑えて被写体の境界部に現れる色の滲みを解消した。その高画質は300mm F2.8レンズの最高峰と高く評価され、以後プロカメラマンの定番レンズとなる。

https://global.canon/ja/c-museum/product/nfd226.html

キャノンNEW FDシリーズの大口径・超望遠レンズ。
Lレンズ「サンニッパ」です。
鉄道・スポーツ・ネイチャー撮影などに定番レンズです。

前玉に大きな蛍石を贅沢に使用、明るく自然なボケ感、色ノリが良いのが
名玉と呼ばれる所以でしょうか。

今の時代に使用するとしたら、大きすぎで重たい、
300mm望遠のAFが無くMFのみなので、ピント合わせがとてもシビア。
F2.8開放で動きもののピントを合わせるのは至難の業(笑)

ただ、ピンがバシっと合った時は鳥肌もの。
シャープ感は現代のレンズに劣るが、
立体感やボケ感が自然で美しい!


300mm
煙突をセンターに、電柱がシンメトリーに並ぶ道路が面白くて狙ってみた。

現代レンズのカリカリ感が好きではない方は、思い切ってこのレンズを
使ってみてもいいかも。


FDマウントからEFマウント、そしてRFマウントへ

このレンズのマウントはFDマウントなので、F1などのフィルムカメラのマウントになり、
EOSやRなどのデジタルカメラで使用する際はマウントアダプターが必要になります。

まず、FDからEFに

LENS CONVERTER FD-EOS

EFからRFに

マウントアダプター EF-EOS R


2つのアダプターを付ければRFマウントでも撮影が可能に
見た目バランスは悪そうだが、持ってみたらけっこう持ちやすい

これでライブビューでピンを追い込めば、素晴らしい絵になると思います!

体力に自信あるフォトグラファーさんは是非お試しを!!


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