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売れる写真の秘密:スマホでできる背景・光・色味の活用術
お客様が「これ、欲しい!」と一目惚れする商品写真。
その1枚が売上につながり、
あなたとお客様が長く良い関係を築くきっかけになります。
いつもは「写真は心で撮るもの」とか
「あなたの想いを形にしよう」といった、
メンタル寄りの話を多くしていますが、今日は少し趣向を変えて・・・
実践的な “撮影テクニック” をお届けします!
上手な写真で、あなたの商品がもっと輝くようになりますよ!
背景選びで魅力倍増!
商品写真における背景は“名脇役”!
主役の商品を引き立てるための舞台です。
背景がごちゃごちゃしていると、せっかくの商品が埋もれてしまいます。
例えば:
ナチュラルな木製のスプーン
➡ 温かみを出すなら「白いテーブルクロス」。素朴な雰囲気が引き立ちます。
高級感のあるガラスのコップ
➡ 黒やダークグレーの背景でシックに演出。商品の透明感と高級感を際立たせます。
ポイントは、「あくまで商品が主役!」
背景はあまり目立たないものを選びましょう。
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光を味方に。自然光でふんわり美しく
写真が暗い、くすんでいる、なんか違う・・・
それ、光のせいかもしれません。
おすすめは「窓際で撮影」すること。
朝や夕方の柔らかい光を使うと自然で上品な仕上がりになります。
私の撮影しているシーンはyoutubeやインスタでアップしていますが
100%窓際です。
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でも直射日光は、初心者さんは扱い注意です。
影が強く出るので、
・夏っぽい感じで撮る
・影も演出に使いたいときだけです。
こんな感じ、ね。
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色味の調整で“本来の美しさ”を引き出す
写真の色味ひとつで、商品の印象は大きく変わります。
ここで役立つのが「ホワイトバランス」。
白が黄色っぽい ➡ 青みを足す(色温度を下げる)
白が青っぽい ➡ 暖かみをプラス(色温度を上げる)
これは扱う商品によります。
たとえば、フード系は暖色系、
金属や透明な商品は青みを足すとよいでしょう。
スマホでも、撮影後の編集で簡単に調整できます!
「これでちょうどいい」と思うバランスを探してくださいね。
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私は青みが強い写真が好みです。
ポートレートでも、イベント写真でも、ちょっと青みを入れがち。
スマホでもプロ級に仕上げる!
「スマホじゃ限界あるでしょ?」って思うでしょ?
いいえ、そんなことありません!
設定をちょっといじるだけで写真が生まれ変わります。
重要なのは2つ。
露出(明るさ)
➡ 主役が暗いときは明るく、明るすぎるときは少し抑える。
撮影時に商品をタップして、上にスライドさせる(iPhoneの場合)
(Androidは機種によります)
フォーカス(ピント)
➡ 商品にしっかりピントが合っているか確認すること!
撮影時に商品をタップしてピントを合わせること。
アングル次第で魅せ方は無限大
写真の印象を変える一番の手軽な方法が角度です!
商品に合った角度を探して、いつもと違う表情を引き出してみましょう。
正面 ➡ 商品全体の雰囲気を伝えたいとき
斜め ➡ 奥行きや立体感を演出したいとき
真上から ➡ 平らなものやセット商品をおしゃれに見せたいとき
試行錯誤しながら、商品のベストなアングルを見つけてください。
ポイントは「1枚撮って終わりじゃない!」たくさん撮りましょう。
めっちゃ撮ること、大事!
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編集は引き算が美しい
「撮った写真がちょっと微妙かも…」と感じたら、
編集(加工)で軽く調整してみましょう。
私がよくやるのは、
・明るさを少し上げる
・トリミングで余計な部分を削除
まずはここから。
でもやりすぎ注意!
商品の本来の美しさが損なわれると逆効果です。
あくまで“自然に”見えることを意識しましょう!
最後に💡
今回のテクニックを活かせば、
商品写真の印象はぐっと良くなります。
そしてその1枚が売上アップにつながるなら、
やらない理由はありませんよね!
写真は、あなたの想いを形にして、
未来の売上を支える大切な資産です。
これからも、写真の楽しさや本質をたくさんお伝えしていきますので、ぜひお楽しみに✨