弾ける笑顔と真剣な表情!?
弾ける笑顔と真剣な表情。この言葉に覚えがある人のほとんどがアナウンサーを志した、または現役・元アナウンサーの人だと思う。
テレビ朝日アナウンサー選考のエントリーシート(ES)。本年秋に行われた本採用では課題としてなかったのであるが、例年ESの裏面には写真を4枚貼付が求められる。そのうち2枚は
「弾ける笑顔」と「真剣な表情」
の写真を貼らないといけない。
なんで弾けるような笑顔と真剣な表情?の写真を提出する必要があるのか?
と学生時に疑問に思った人が多数だと思うが、その「答え」が先週と今週のニュースにあった。
アンケートの中でTBS田村真子アナウンサーについての声
本日発表の好きな男性アナウンサーランキング
TBS 南波雅俊アナウンサーについてのコメント
田村真子アナと南波雅俊アナに共通しているコメントは
「バラエティ番組では弾けるよう笑顔で、ニュースの時は落ち着いて真剣な表情で」
ということであると記載されている。
表情と話し方を「緩急の差」を「意識して」出来る、野球で例えるならば、160km/hの速球と80km/hのチェンジアップを場面に応じて「しっかりと意識して」使い分けることが出来る人は視聴者の評価が高くなるということが記されていた。
そんなことなので「弾ける表情」と「真剣な表情」の写真をテレビ朝日が求めていたと思われる。
この「緩急の差」がかなり難しい。現役アナウンサーの人でも緩急の差を大きくとは難しいと思う(異論のある現役アナの方は是非コメントで)。アナウンサー選考なので「話し方」も重要なポイントである。
要するに
「表情が豊か、かつ緩急の差がある」かつ「報道・スポーツ・バラエティと幅広い分野で高いレベルでこなせる」
人がキー局は欲しいはずである(と個人的には思う)。
逆にアナウンサー志望の学生側に立つと
「表情が豊かで緩急の差がある」人は採用される可能性が高くなる
ということになると思う。
「それはどこでどのようなことをやれば?」
は志望している人ならわかると思うので割愛する。
良い表情のアナウンサーを観ていると楽しくなるのは視聴者共通。
「良い」表情と話し方。アナ志望の人はレベルアップしていただければ!と思う。(了)