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勝負は紙一重の差かも知れない件

ある年の「とある放送局」選考時の話。

次は4回目の選考。ウチで写真撮って残った人は3人。そのうちの一人が途中で課題を提出されたと相談を受けた。A4サイズ1枚の用紙を配布された。課題は略すが、以下のようなアドバイスをした。

(1)なるべく大きいな文字で記載しよう
(2)可能ならばグラフィックに作成してみよう

(1)については、3回目以降ということで選考者が50歳代以降と想像したのが理由。

(2)については「差別化」である。実は相談を受けた人は、それより前の局で選考で残った経験が他の2人より少なかった。ここは「攻め」と判断してアドバイスしたが、判断は本人次第。さて?

相談を受けた人は、上記アドバイスをもとに、書類を作成して提出。最初採用担当者は、想像していたものとは違うな?との感想であったが、4回目の面接後「アレ良かったよね」という話を受けたそうである。

その時の採用結果は?相談を受けた人が内定。相談をして来なかった人のうち1人が4回目で落選。もう1人が最終(5回目)で落選となった。その2人は他局選考で前に行っていたにも関わらずである。

本当のところはもちろん知り得ないが、分けたのはA4の「紙1枚」。そう、意味は違うが紙一重の差である。
*他の2人については前述の局とは後に違う別の局に内定となった。

実はエントリーシート通過して残った後が大切だという話。通過して舞い上がって冷静になれないかも知れないが、情報をしっかりと精査して着実に準備することが望まれる。

そんな人達が再来月にはアナウンサーとなって入社予定。前述の「紙一重」の人はどうなるのか?他の2人は?期待したい。

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