新聞を読んで考えてみよう
新聞を読もう!って言ったら
「新聞?ネットニュースで充分じゃん?」
って声が聞こえて来そうである。
新聞は当然のようにニュースを伝えるのが基本だけど、新聞社が「伝えたい」ことも当然ある。それが「社説」だったら「特集(オリジナル)記事」だったりする。Yahooのネットニュースではそんなのはもちろんピックアップはしない。
本日2022年1月3日(月)は例年通り箱根駅伝(正式には第98回東京箱根間大学駅伝競争と言うらしい)復路が開催され、青山学院大学が往復・総合優勝を飾った。
青山学院大学と言えば「原晋」監督。青山学院大学生でもこの方の人となり・経歴は詳しい人はそんなにいないんじゃ無いか?と思いながら見ていた。
原 晋(はら すすむ、1967年3月8日 - )は、陸上競技指導者(駅伝競走・長距離走・マラソン)・大学教員・スポーツ解説者、タレント・コメンテーター・評論家・パネリスト、元陸上選手・元中国電力営業職員。妻は青学大町田寮・寮母担当の原美穂
( Wikipediaより)
大学は中京大学で青山学院大学OBでも無い。その経歴はこちらで確認されたい。
その原監督であるが、昨年から日本経済新聞で特集を組まれている。タイトルは
「駅伝の雄・青学大、原イズムの根本は「記録より人間性」
箱根制した「青学道」(1)」
この中で気になった事、というよりも日経が言いたかったことは
(引用開始)しばらくは自身の出身校や知り合いなどを頼って5000メートル14分台を目安に選手を集めたが、就任3年目の箱根駅伝予選会で惨敗。長距離ブロックの存続の危機にもひんした。そんな時期に響いたのが当時、兵庫・西脇工高の監督で8度の全国高校駅伝優勝に導いた渡辺公二の言葉だった。「チームの基盤ができるまでは素直な子を取りなさい」(引用終わり)
では無いのか?
そんな考えを持ちながら一読した。
アナウンサー就活の撮影をしながら様々な学生に接する機会がある。その中で既にアナウンサーとして活躍中の人も結構いる。
よく聞かれるのが
「どんな人が(キー局に)内定したんですか?」
という質問。
当然のように「(カメラ)映り」が良い人はもちろんであるのだが、先ほどの
「素直な子」
というのもある。
人のアドバイスを最初から否定するのでは無く、一旦自分で試してみて上手く行けば活用(そうで無ければ使わない)みたいな人はやはり希望を叶えている。
先ほどの記事は陸上選手のお話であるのだが、同じなんだなあと感じた。もちろん執筆した日経の人も同じ想いではなかったのか?
このような記事はやはり新聞(web版もある)を普段から読む習慣が無いと巡り合えない。
アナウンサー就活に限らず、新聞は読んでおきたい
*日経WEB版は2か月無料で読み放題なので試されてはいかが?