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背番号は「24」の日本代表シェフ
2018年6月24日掲載日本経済新聞の記事
(引用開始)サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会で、福島県広野町のシェフ、西芳照さん(56)が4大会連続で日本代表に同行している。「勝利の瞬間に選手と抱き合うのがうれしい」。目標のベスト16以上に向け、味と栄養を考えたメニューでチームを支えている。(上記記事より:引用終わり)
サッカー日本代表にはシェフの西さんがいつも帯同。
1分51秒あたりに登場。
先日アナウンサー志望の学生が「見えない所に光を当てて取材しアナウンスしたい」と話してくれたのであるが、その言葉を思い出して西シェフのことが頭に浮かんだ。
(引用開始)西さんはサッカー施設「Jヴィレッジ」(同県楢葉町・広野町)の総料理長を務めていた2004年から海外遠征に同行しつづけ、これまでに100回以上帯同している大ベテランだ。今大会ではうどんや味噌などの食材を日本から持ち込み、現地では日本産の米を調達。選手やスタッフ約60人の食事を用意している。(上記記事より:引用終わり)
食事は選手にとってはとても大切なもの。それを担当されているという事は代表に取っても重要なキーマン。だから
(引用開始)西さんのコック服の隅には青色の糸で「24」の数字を縫い込んでいる。日本代表23人とともに戦う決意を示したものだ。(引用終わり)
(引用開始)西は、そんな森保から一度だけ「ちょっと怒られた」ことがあるという。今年3月、アジア最終予選アウェーのオーストラリア戦に勝ってワールドカップ出場を決め、チームが宿舎に戻ってカレーを食べるため食事会場に足を運んだときのことだ。
「西さん、勝ちました! 西さんのおかげです!」
そう声を弾ませて勝利を報告する森保に「おめでとうございます!」と返すと、しかめっ面に変わった。
「監督の表情が変わっちゃったんですよ。『おめでとうございます、じゃないですよ。仲間でしょ。他人行儀に言うのは止めてください!』って。この人は凄い人だなって思いましたよ」
(引用終わり:上記記事より引用)
まさに「背番号「24」」である。
まもなく開始!朝早くからありがとうございます。本日昼は鶏胸肉の柔らか照焼、ラザニア、銀ダラ塩焼、海老天津、温野菜、明太子冷奴&カリカリ梅とサバの冷奴。ご飯白米のみ、なめこと野菜の味噌汁、コーンスープ、鰯梅煮。ライブはヒレステーキ、パスタ三種、蕎麦。サラダ、フルーツ、ヨーグルト他。 pic.twitter.com/JgHkRdQKXM
— 西芳照 (@dream24_nishi) December 1, 2022
少し話は逸れるがヘッダー画像のJFA(日本サッカー協会)マーク「八咫烏(ヤタガラス)」についてはこちらをご参照。
撮影でも取材でも大切な事は
「コミュニケーション」。
良い表情・重要な言葉を引き出すには「こちら(撮影する・取材する)側」の
「表情」「知識」「対応力」「理解力」
などが重要では無いのかと思う。そのためにスポーツ担当の記者・アナウンサーの方々は普段からしっかりとコミュニケーションを取っているはず。テレビで観ているとアナウンサーによって監督・選手の表情が明らかに違う(有名なのは朝日放送テレビのヒロド歩実アナウンサー)。
アナウンス力は当然必要でその上に「レベルが高いコミュニケーション力」が必要とはトップレベルのアナウンサーになるのは大変である。
閑話休題。
それはさておきアナウンサーESの記載では
「ここまでの人生でじっくり取り組んだことについて」をしっかりとまとめて面接と同じく臨むべきでは無いのか?と前述の西さんを思い出した。
見えない所に光を当てるってESに記載している学生さんホントに思っているのなら、10個くらいテーマを決めて一つのテーマに付いてノート1冊使うくらい纏めてみれば就活で絶対役に立つはずで、ライバルに差を付けるチャンスでもある。多くの人がそのあたりで拾って来たような言葉・ニュースなどをもとにESを作成しているからである。
もちろん上記の件を面接などで使って頂いても構わない。ただ「人を唸らせる」ような話をしないとライバルを蹴落とす事は出来ない。
表情と一緒で「普段の努力」が必要という事は皆同じである。