見出し画像

24•好きなアナウンサー2024を見て考える超上位勢が狙うべき局


0・イントロ

数年に一度「逸材!」みたいな人はいると言われる放送局アナウンサー(以下「局アナ」)。でも「逸材!」もチャンスを獲得して機会に恵まれ得なければ「逸材」と世間(視聴者)では評価はされない。逸材を採用しても「宝の持ち腐れ」になるのであるが果たして?

局アナは「制作側」からの承認があって初めて起用される。制作側がオファーをする場合は様々な理由はあると思うが「視聴率を獲ることが出来るアナウンサー」が一番良いはず。

社外から人気のある人(フリー)を呼ぶのが手っ取り早いのであるが、昨今の情勢ではコスト的には難しい状況もある。よって「視聴率が獲れそうな」局アナを抜擢したいというのが制作サイドの本音だろうか。

こちらのランキングを見ると局アナの中で近年入社組では

岩田絵里奈さん(日本テレビ:2018年慶大文卒)
田村真子さん(TBSテレビ:2018年上智大文卒)
井上清華さん(フジテレビ:2018年青山学院大文卒)
齋藤ちはるさん(テレビ朝日:2019年明大文卒)

が名前を連ねる。

上記ランキングで名前を連ねる方々は「好きなアナウンサーランキング」ではどうだったのか?本年度の結果が先日12月6日(金)に発表された。

【調査概要】
調査時期:2024年11月5日(火)~11月11日(月)
調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

1・本年度の「好きなアナウンサーランキング」

1位 田村真子(TBS)
2位 江藤愛(TBS)
3位 大江麻理子(テレビ東京)
4位 岩田絵里奈(日本テレビ)
5位 有働由美子(フリー)
6位 井上清華(フジテレビ)
7位 鈴木奈穂子(NHK)
8位 田中瞳(テレビ東京)
9位 大下容子(テレビ朝日)
10位 田中みな実(フリー) (ORICON NEWS調べ)

https://www.oricon.co.jp/special/69616/

自身が個人的に注目したポイントをピックアップすると
(フリー・NHKは個人的に注目していないので割愛する)

(1)TBSでは初めての首位 田村真子さんが選出(2018年入社)
(2)2位は江藤愛さんが選出でTBSが1−2フィニッシュ
(3)テレビ朝日は「大下容子」アナウンサー(1993年入社)

(4)日本テレビからは岩田絵里奈さん、フジテレビからは井上清華さんが選出(ともに2018年入社)
(5)テレビ東京からは田中瞳さん(2019入社)が選出(大江麻里子さんは報道局所属でアナウンサーでは無いので注目していない)

2・本年度の「好きなアナウンサーランキング」を考察

上記から考えてみる。

(1)テレビ朝日では潜在視聴率ランキングに名前がある「齋藤ちはるさん」がランク外。入社1年目から担当した「グッドモーニング」の効果も期限切れなのか?

(2)日本テレビ・フジテレビ・テレビ東京は「岩田絵里奈さん・井上清華さん・田中瞳さん」の後がなかなか出て来ない。日本テレビは「Day Day.」起用2年目の黒田みゆアナ(入社4年目)が10位くらいに出て来てもよさそうなものだけど、なかなか難しい。

(3)フジテレビはそろそろ「めざましテレビ」の司会を井上アナから他のアナウンサーに交代したら若手のアナウンサーがランキングに入って来るのか?

(4)テレビ東京も「モヤさま」1年目夏に任された田中瞳さんに報道(WBS)・バラエティと頼りっぱなしな感があるが、これからどうなるか?制作サイドとしては他のアナウンサーに交代するみたいなドラスティックな改革は難しいのか?

3・過去5年分のランキングを考察

ここから先は

2,103字

¥ 300

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?