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太陽面の撮影について

 太陽は晴れの日にはいつも出ているのでその気になれば撮影できるのに、月に比べて撮る回数は少ない。月は満ち欠けがあるので変化に富むからだろうか。太陽も黒点の変化を追いかければ面白いとは思うのだ。自転周期は25日ほどなので、2〜3日おきに続けて撮影すればと思うもののまだ実践したことはない。
 太陽の活動度変化は短期的には約11年周期で、4年ほど前は無黒点の日が多かった。去年あたりから活動期に入って大きな黒点が出るようになった。

2023年5月21日


2023年6月16日


2023年6月29日


太陽の撮影機材

 機材は Nikon Field Scope ED60 + 専用カメラアダプター + TC-301(2倍テレコンバーター) + Sony α7 。これで合成焦点距離1600mm、F値は26.7となる。架台はBORG Oasisポータブル赤道儀にNanoTrackerを付けている。バランスウェイトは真鍮丸棒の端材に穴を開け、6mmの長ボルトに通して自作したもの。鏡筒先端に装着しているのがアストロソーラーフィルターで、この種のフィルター無しで通常機材による太陽撮影は不可能である。
 太陽や月の撮影はシャッタースピードが早いので普通の三脚でも良いのだが、赤道儀に載せれば写野に導入したあとは自動追尾してくれるので、楽に撮影に集中できる。

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