Planar 50mm F1.4 その2
10月5日の記事の続きで、もう少し Planar 50mm F1.4 の作例を紹介する。
これも背景のボケが暴れた例。デジタル一眼ではビューファインダーで確認しながら撮れるのでコントロールは可能である。
風に揺れる中、絞り開放で焦点を合わせるのは難しい。ピントリングは一定位置のまま、風の呼吸を読みつつ姿勢変化で合わせつつ、タイムラグの分、気持ち早めにシャッターを切る。
こちらも絞りは開放。昆虫は驚かすと逃げてしまうので慎重に接近する。このバッタは小さく幼生かと思う。マクロ撮影では実質焦点距離が伸びてブレやすくなるので、感度は高めに設定してシャッタースピードを速くするほうが撮りやすい。
フィルムでの例。たまたまフィルムを入れているカメラがニコンだったので、アダプターを介して装着している。実質 65mm F1.8 程度。向日葵の花は大きいのでクローズアップレンズなしで撮れる。
テレコンバーターで中望遠的な使い方。実質 130mm F3.6 程度。描写の傾向やボケ方は、50mm のままの時とあまり変わらない。
フィルムを現像したら普及品のフィルムスキャナーでデジタル化して、コンタクトプリント替わりにしている。このページに載せた画像2枚はフィルムスキャナーでトーンが再現できなかったので、別途 マクロレンズを付けた Sony α7 でネガを複写してPC処理をした。