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紫金山・アトラス彗星 その2

 紫金山・アトラス彗星を10月13日、14日と2日続けて撮り、その後は連日雨と曇りで、今日6日ぶりに晴れた。当地はあまり空が暗い場所ではなく、光度が落ちてきた彗星の淡い光は双眼鏡では見えるものの、肉眼ではもはや確認できなかった。ここで一区切りということで、撮影できた画像をまとめて掲載する。


Sony α7, Nikkor 135mm F2.8, 1/2sec, ISO1600, 4 images composite
2024.10.13 18:03 JST

 10月13日は日没後空が暗くなって彗星が見えるようになってから、30分ほどで沈んでしまう余裕のない撮影だったが、夕空の色が残って彗星のある風景のような写り方になった。


Sony α7, Nikkor 135mm F2.8, 1sec, ISO1600, 4 images composite
2024.10.14 18:09 JST

 翌10月14日のほぼ同時刻、高度角はだいぶん高くなったが薄雲がかかる天気で条件は前日より悪かった。


Sony α7, Nikkor 135mm F2.8, 1sec, ISO1600, 8 images composite
2024.10.20 18:34 JST

 10月20日、同じ露出1秒で背景がだいぶん暗くなり恒星も写っている。彗星の光度は低下しているが尾はまだ明瞭に確認できる。


Sony α7, Nikkor ED 300mm F4.5, 2sec, ISO1600
2024.10.13 18:20 JST

 10月13日、沈む直前の彗星を300mmレンズにて。デジタル処理でこれ以上空を暗くすると尾が見えなくなるので、この辺りが限界だった。

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