カメラ講習 vol.10 露出について
こんにちは。
休日カメラマンのyanoです。
この講習は、大阪モード学園 ファッションフォトグラファー科 夜間コースでの講習に基づいて、お話しさせて頂いています。
今回、10回目となります、露出について触れていきたいと思います。
露出について
露出とは、撮像素子(CCD/CMOS)に光を当てることを言います。
露出は、シャッタースピード・絞り・感度(ISO)の組み合わせとで行う。
また、適正な同じ量の光が当たるようにすることを【適正露出】と言い、
適正露出より明るいものを『露出オーバー』と言います。『適正露出』より暗いものを『露出アンダー』といいます。
露出に必要なもの
露出を調整するために、シャッター速度(シャッタースピード)と絞りと感度(ISO)があります。
シャッタースピードはどれくらいの時間、受光部に光を当てるのかによって光の量を調節する。
絞りは、光の通る穴の大きさを変えて入ってくる光の量を調節する。
感度(ISO)は、光を感じる能力を数値化するときの単位です。
露出計は、被写体の明るさや色を撮像素子に正しく再現させる露出計をシャッタースピードと絞りと感度(ISO)の組み合わせで示してくれる。
AEとは、『自動露出』
適正な露出を自動で設定するものに『プログラム』『絞り優先AE』『シャッター優先AE』がある。
『プログラム』とは、「この光の条件なら、この露出」というパターンがプログラムされており、露出が全自動になっている。撮影者は、絞りもシャッタースピードも調整しなくて良い。
『絞り優先AE』とは、絞りの値を手動で決めれば、カメラがそれに合ったシャッタースピードを選んでくれる。野外でのモデル撮影などで背景の処理にぼかし効果をする時などに天候に左右されず思った通りのぼかし方が出来る。被写界深度を優先させたいときにも便利。
『シャッタースピード優先AE』とは、シャッタースピードを手動で設定すると、カメラが絞り値を自動的に選んでくれる。被写体の動きを止めたり、動感の表現を主眼に置きたい時に有利な機能だ。早く動くモノをブレずに撮影する時などに便利である。
露出の3要素
露出は、絞り・シャッター速度・感度の3要素で決まる。
絞り(F値):受光部フィルム(CCD/CMOS)を感光させるために、光量をコントロールする穴の事を言います。
シャッター速度:一般的に1/500秒より早いシャッター速度を【高速シャッター】と呼び、1/125〜1/250秒を【中間シャッター】、1/60秒以下より遅いシャッター速度を【スローシャッター】と言う。
感度(ISO):昔はフィルムスピードとも言われ、撮像素子(CCD/CMOS)が光に感光するときの速さを表したもので国際的に統一されている。ISO感度100〜200を「中感度」、それよりも数値が小さいものを「低感度」、中感度より数値が大きいものを「高感度」と呼ぶ。
以上
カメラ講習 vol.10 露出についてでした。
次回は、カメラ講習 vol.11 スタジオライティングの基礎ついてです。
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