カメラ講習 vol.8 シャッター速度について
こんにちは。
休日カメラマンのyanoです。
この講習は、大阪モード学園 ファッションフォトグラファー科 夜間コースでの講習に基づいて、お話しさせて頂いています。
今回、8回目となります、シャッター速度について触れていきたいと思います。
シャッター速度について
シャッター速度(シャッタースピード)とは、光を通す時間のことで別名露出時間といいます。
一眼レフカメラの場合シャッター幕は、普段は閉じていて、シャッターをきると、開いている時間だけ光を通します。
また、適正露出を決めるために必要なものでもあります。
シャッター速度の選択は、動体(被写体)をどのような描写で捉えるかが決め手になります。
カメラのシャッタースピードは、
B、1秒、1/2秒、1/4秒、1/8秒、1/15秒、1/30秒、1/60秒、1/125秒、1/250秒、1/500秒、1/1000秒、1/2000秒、1/4000秒、1/8000秒
「B(バルブ):シャッターボタンを押している間シャッター幕が開いたままになっている」
以上のように区切られています。
シャッターの表現効果
低速シャッター(1/60以下)では、被写体が行動すれば流れたような画像がCCD/フィルムに記録されます。
【ブレ】:一般的に1/60以下から発生しやすくなる。
高速シャッター(1/500以上)では、動いているものを静止したように止まって記録される。(一般的に1/500以上のことを言う)
【手ぶれ】:手ぶれ防止には、シャッタースピードは、50mm標準レンズでは1/60より速いシャッタースピードを使えば起きにくい。300mmだと1/250 〜 1/500が必要になる。
適正露光は、明るい日中は、高速シャッター(1/500以上)を使い短時間で露出量に達する。
暗い夜には、低速シャッター(1/60以下)を使い長時間の露出で必要量を確保することになる。
ポイント
まずは、場に応じて、色々試してみることが一番です。
難しい場合は、カメラのオートモードをおすすめします。(その時に、表示される数値を見比べして、『ここでは、この設定値が適しているのか』と調べて見ることです。)
私の場合は、Mモード(マニュアル)の時もあれば、
必要に応じて、設定変更をしなくてはいけないので、
ほとんど、Canon 8000Dの場合、A+(シーンインテリジェントオート)を使用しています。(シーンに応じて、ピント、明るさ、色合い、ストロボなどが自動制御してくれます。)
シャッタースピードを使用して、人物や背景を流れるような写真を撮りたいと思った時に、意識して、試してみるのもいいかもしれません。
以上、
カメラ講習 vol.8 シャッター速度についてでした。
次回は、カメラ講習 vol.9 感度についてです。
本講習を見て頂き、誠に有り難うございます。
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