人間の目が前向きで付いていてよかった
ほんとうによかった。
写真嫌いな人をターゲットに
「自分の写真を撮る」ということを
長年続けてきたわけですが
ほとんどの人が
「写真に写った自分を見たくない」と言います。
もれなくわたしも、そうでした。
うげげ、とか
ここが嫌だあそこが嫌だどれも嫌だ
気持ち悪い
と
コンプレックスばっかりに
フォーカスしちゃうんですよね。
しかし
最近のわたしの頼れる存在
ぽんこつのぽんこつに
この現象を投げかけてみると
「せやけど、その顔その身体さらして毎日生きてるからな」
と、
言われるわけです。
戦慄。
ほんとうに
目が前向きで付いててよかった。
世界が鏡張りじゃなくてよかった。
自分の姿が見えない構造でよかった。
「意識しない」
「忘れられる」
仕組みがあってよかった。
なのに
写真というツールにより
動画というツールにより
人は
自分を見る術を得てしまったんですね。
悲しい出来事です。
そこには、
自分のすべてが
マルっと
写ってしまいます。
自分の生き方が
そのままリアルタイムに写る。
写真は、「いまの」自分を知るためのバロメーター。
だと思いませんか?
最近撮った
自分の写真を見て、なにを思うか。
わたしは
産後2年かけてじわじわ太り
たくましい二の腕になって
二重顎も立派になってしまって
「うわぁ」と思うけど
写真をアップしちゃうくらいには
自分が気に入っています。
そんなことよりも
こんな笑顔で
息子と写真に写っている自分
最近買った
とても元気が出る派手な色のワンピース
それがいいなぁ!!いいよー!!
と
ただただ思います。
以前のわたしなら
ネガティブポイントを気にして
ささっとアプリで修正してたかもですね。
それで
自分のメンタルを保っていた、かも。
今は
このたくましい二の腕の写真を残しておいて
キックボクシングで
どんな結果がでるのか
楽しみに思う自分がいます。
ふふ、見とれよ、と。
まだ一回しか行ってないのに。笑
10年仕事してきて実感しています。
人って突然変わる。
急に大きく変わる。
信じられないスピードで変わる。
そんな人を何人も目の当たりにしてきて
その度に羨ましいなと
いいないいなと指を咥えてましたが
いや、わたしもそれできるやろ、と
ようやく視野が広がってきたところです。
自分の写真が見られない人、見たくない人は
・自分は変わらない、と思っている
・do、してない
というところを
信じているのかもしれないですね。
それが悪いことだとは思わないし
ただ、そんな状態なんだな、ってだけなんですけど
どうもそういう状態の時って
すべてを悪に捉えがちです。
だから、気持ち的にはツラいかなぁと思います。
と、自分を振り返って思います。
とにかく
栄養ですよね。
足りてないだけ。
もうそれだけまずやる。
そしたら
どすこい写真にそこまで強く反応しなくなる気がする。
栄養不足だと
気持ちが育たない。
そう思います。
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