写真の話①『現像』
やほまる☻ あっきーです。
今日から少し写真の話をする。
高校時代は写真部の部長をやってたほどだから
少しは興味があるのだ。ぜひお付き合いを☻
「写真データを現像したい」
と言われて「は?」となる人は正しい。
日常のSNSやインターネット検索などで簡単にお目にかかる「写真データを現像する」であるが、おそらくこれはフィルム写真時代が生み出した誤った言葉である。
フィルムカメラの仕組みは知っているだろうか。
真っ黒な新品フィルムを本体にセットしてシャッターを切り、光が当たることによって撮影済みフィルムになる。この撮影済みフィルムはまだ真っ黒のままだ。撮影済みフィルムを光の全く入らない暗室と呼ばれる怪しい部屋で薬品を使って現像フィルムとする。これがなかなか手間がかかる。
以上のように、フィルムは
①新品フィルム
②撮影済みフィルム
③現像フィルム
の3つの段階を踏む。
まさに「②撮影済みフィルム」から「③現像フィルム」にする工程が「現像」なのである。
「③現像フィルム」を機械にセットして、印画紙と呼ばれる写真の元となる紙に光を当てて転写し、またまた怪しい3種類の薬品を使って紙に画を定着させる。やっと写真の完成。
これが「プリント」と呼ばれる工程である。
このように「現像」と「プリント」は全く意味が異なってくるのである。
さてさて。
日々おかしいと感じたことをまとめた本投稿であるが
とりあえず言いたいことはただ一つ。
写真を撮るなら現像しろ。
そしてプリントしろ。
ということである。
次の投稿では、
このことについてもう少し話したいと思う。
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