横浜建築散歩③
横浜の開港(1859年)から約160年が経っています。
まちの歴史としては短いですが、横浜が開港してからのこの約160年は日本の近代史そのもので、その証拠は横浜の町に刻み込まれています。これが横浜の魅力とも言えるでしょう。
特に、山手、関内の地は近代史の舞台であり続けた場所であるので、ここで何があったのかを当時に思いをはせながら歩くと面白いはずです。
さんぽテーマは、「歴史の舞台となった近代建築の鑑賞」です。
レッツゴー!
今回参考にさせていただいた本は、以下です。
他にもたくさん色んなコースが載っていて面白いです。
足が疲れるので、休み休み歩きましょうね。
20 THE BAYS(旧日本綿花横浜支店)
この入口の装飾は寄ったり離れたりしてしつこく鑑賞してしまうほど美しい。
外観を見て楽しむのもいいですが、じっと門を見てみましょう。お店に入る人の邪魔にならないように、です。
21 旧日本郵船本社(日本郵船歴史博物館)
関内大通りの目止りになっているのはその一部で、左右にどのうらい続くかわからないと思わせる。
22 ジャパンエキスプレスビル
それから海岸通り東端の小さいビル群を忘れてはいけない。昭和初めてモダニズムの商業ビルは各地にあっても、これは横浜の海岸通りにあるから特別なのだ。
今を生きる私たちが見ても、「うん、普通だな」と思っても、建物が建てられたその当時のことに思いを馳せると、建物の見え方が違ってくると思います。(「あの時代ではすごく目新しい建物だったんだろうな〜」とか)
23 昭和ビル(旧カスタム•ブローカー•ビルディング)
24 旧第一銀行横浜支店
2003年に復元工事が終わって往年の姿がようやく今の場所で蘇った。
25 神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店)
狭い馬車道を圧倒するような大ドームとジャイアントオーダー。やはり、関内の王様だ。このパワーがなかったら横浜の近代建築は淋しくなってしまうだろう。
26 馬車道駅(おしまい)
帰ってゆっくりお風呂にでもつかりましょう。
長時間のお散歩おつかれさまでした!
コロナがおさまったら、ぜひこのコース通りにお散歩してみてくださいね〜。
お読みいただいた方、ありがとうございました!