今更聞けない!? DXって何 Part 1|DXの主役 編
3月は平日毎日更新予定の”DX知恵袋”、最初の記事は「DXとは何なのか?」です。
順当ですね(笑)
さまざまな観点からの説明が必要になりますので、全5回のシリーズでお届けします。
全部読めば、あなたもDX通⁉
この記事を読んでほしい人
管理職・チームのリーダー
自組織におけるICT/DX推進の担当者
仕事に追われて疲れ果てている人
1. DXの取り組みは順調?
①猫も杓子もDXな昨今、取り組みは進んでいますか?
業務の効率化と生産性の向上
あらたなビジネスモデルの開発
やらなきゃと思っていても、日々の仕事に追われ、気づけば2024年です(!)
皆さんの組織で、DXの推進状況は順調でしょうか?
②手段が先行していない?
DXって、手段であり結果ですよね。
なぜなら、DXすることで達成したい「具体的なゴール設定」があってはじめて、組織のリーダーやメンバーは(試行錯誤しながら)それを目指して進むからです。
例えば、
「●●に取り組んだら売り上げが倍増。結果的にあれはDXだった」
「××を導入したらテレワークが可能に。結果、ワークライフバランスが保たれ、従業員のエンゲージメントが上がった。DXの好事例だ」
よって、DXはそれ自体が目的にはなりえません。
でも、時に簡単に入れ替わってしまい、気づかないまま組織が迷走することも。
いったいどういういこと?
じゃあどうすればいいの?
このDX知恵袋では、そんな疑問にお答えしていきます。
2. DXの正式名称は?
「DXって、デラックスですか?」
…それもあります(笑)が、この記事でのDXとは下記のとおりです。
× DX≠デラックス
◎ DX=デジタルトランスフォーメーション
英語圏では、「trans」を「X」と表記する習慣があるためだそうです。
3. DXの主役は誰か?
DXについて話題に挙げるとき、
What(概念論)やHow(方法論)を提唱する記事はよく見かけるのですが、
Who(誰が主体か)について意識されたことはありますでしょうか?
①DXの主役は…?
実は、(筆者を含め)いわゆる「非エンジニア」である実務担当者が、DX推進の担い手なのです!
一方、(あくまで各ビジネス現場視点での話なのですが、)
IT担当者(SE)いわゆる「プロのエンジニア」は、
環境面を提供したり、保守管理したりという、サポート役になります。
なぜなら、DXの対象は、実務担当者が担っている実務そのものだからです。
またこの先、実務担当者(非エンジニア)は、業務に必要なシステムを、現場目線で随時開発していかなければならないと言われています。
②エンジニアが不足!?
Microsoft社の講演内容より、2つの重要なポイントを挙げてご説明します。
4. 主人公は、あなたです!
「DXってITのプロの領域でしょ?自分には関係ないわ~」…では済まなくなってきそうです。
とはいえ、「自分に無関係」と今までDXについてインプットしたり、実践・スキルアップしてこなかった方も多いかと思います。
ご安心ください!
この“DX知恵袋”を読んでいただければ、DXについて理解を深められるだけでなく、実際に導入し、実践することでスキルアップも可能です。
是非、一緒に学んでいきましょう!