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Plannerタスクのチェックリストを設定する|Microsoft Power Automate活用事例⑤

このシリーズでは、Microsoft 365の初心者向けに、導入のための解説をしていきます。

非エンジニアの方が”ざっくり掴む”ことを目的に書いておりますので、
プロのエンジニアの方からしたら、記述が厳密でないとか、正確には違うでしょ…みたいなことがあるかもしれませんが、ご了承ください。



この記事を読んでほしい人

  • 管理職・チームのリーダー

  • 自組織におけるICT/DX推進の担当者

  • 仕事に追われて疲れ果てている人





※本記事では、Microsoft社のアプリケーションに言及するため、マイクロソフトの商標とブランド ガイドラインに準拠して製品名を記述しております。
※マイクロソフトの許諾を得て使用しています。https://www.microsoft.com/

※筆者の体験をもとにした記事であり、MicrosoftおよびGoogleの広告案件ではありません。


今回のテーマ

ルーティーンタスクを自動で作成したい

筆者が毎月行っている、社内DX委員会の企画・台本作成というルーティーンについて、忘れないようにPlannerとOutlook予定表に登録したいとします。

▼前回の記事はこちら


フロー作成の続き

タスクの詳細の更新

▼「タスクを作成する」の次に、「タスクの詳細の更新」のアクションを追加します。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

▼「タスクID」の項目は、一番下までスクロールダウンし、「カスタム値の入力」を選択します。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

▼そうすると、「イナヅママーク」が選べるようになります。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

▼検索窓に「ID」と入れて、出現した「ID(タスクのID)」という項目を選択。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

▼「詳細パラメーター」の[すべてを表示]をクリックし、項目を出現させます。
さらに、「チェックリスト」から[+新しい項目の追加]をクリック。
(これは、チェックリストの数だけ追加します。)

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

▼「ID」、「タイトル」、「チェック済である」の順に入力していきます。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

※「ID」は、「fx」で関数入力欄を表示させ「guid()」と入力して[追加]をクリック
※「タイトル」には、チェックリストに表示させたい項目を記述
※「チェック済である」には、「false」(=チェックされていない状態)と入力(反対に、「true」だとチェックされた状態に)

guid()は、Power Automateで一意の識別子(GUID: Globally Unique Identifier)を生成するための関数です。GUIDは、他の識別子と重複しないようにするために使用される128ビットの値です。これにより、各チェックリスト項目に一意のIDを割り当てることができます。

Microsoft Copilotの回答より引用

ちなみに、この「ID」部分に「イナヅママーク」から「ID(タスクのID)」を設定すると、次のようなエラーを吐きました。

「このエラーは、'checklist.id' パラメーターに重複したキーがあるために発生したようです。これを修正するには、各チェックリスト項目の 'id' 値が一意であることを確認してください。 'checklist' パラメーターに渡されるデータを確認し、各 'id' が重複問題を解決するために異なることを確認してください。」

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット

というわけで、「guid()」を入れたところ、うまくいったという次第です。
(筆者も非エンジニアなので、これ以上細かいことはわかりません…汗)


保存して「テスト」しよう

▼フローを保存しテストしてみると、チェック済でないチェックリストが3つ追加されていることが確認できました。

筆者作成|Microsoft Power Automateスクリーンショット




いかがでしたでしょうか?

この手順を追って設定すれば、チェックリスト内も自在に設定したタスクの自動割り当てができることになります。

※感想や、扱ってほしいテーマなど、コメントいただけると嬉しいです!

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