DX推進担当者向け:組織DXのロードマップ|DX風林火山【山の術】壱の巻③
はじめに
皆様、こんにちは!
株式会社フォネット 教育事業部 ICT/DX推進課の長田(おさだ)です。
このDX風林火山シリーズでは、フォネットが社内DXで実行したノウハウを手順書としてまとめて公開しております!
ご利用にあたって
【山の術】壱の巻:組織DXのロードマップ
DX委員会キックオフを終えて
前回までで、なんとかDX委員会のキックオフ(最初の月例会)を終えることができました。
ここが準備のゴールであり、本格的な組織DX推進のスタートラインです。
この後もDX推進担当者は様々なご意見(+クレーム)に対応していかなければならないわけですが、順序だててやっていけば防げるものも多々あるなぁ…と学びました。
その1つが、ロードマップの作成です。
ビジュアル・ロードマップの重要性
DX推進担当者の頭の中には、「あれやって、これやって…」という絵図がなんとなく(またははっきりと)描けていると思います。
ただし、それが他の人に見えるようになっていないと、周りからはこんな声が出てきてしまいます。
以前、DX推進担当者向け:成功する組織DXの始め方(DX委員会準備会の結成)の記事で、下記の図によって「軸=人材のDX」ということを解説しました。
この図を基にして、作成したビジュアル・ロードマップが▼こちら。
紫のブロック:DX推進計画または中期経営計画(山の隊)
緑のブロック:人材のDXのためのステップ(林の隊)
青のブロック:バックオフィス業務DXのためのステップ(風の隊)
赤のブロック:ビジネスモデルDXのためのステップ(火の隊)
黄色の楕円:ツールや手法、研修のテーマなど
こちらがフォネットのDX推進のステップ(長田の頭の中を可視化したもの)です。
こうすることで、先にどういうものがあるから、今これをやるんだということをイメージすることができますし、色々な色のブロックが絡み合いながら進んでいく(相互連携)ということがわかります。
経営者やDX推進担当者の脳内を可視化しよう
DX推進はコンサルティング的な領域で、言語化が重視されます。
ですが、組織の中にはビジュアルの方が理解しやすい層も一定数存在しますので、可能な限り図解・絵解きするように心がけましょう。
今後、各隊の運営手順を記していきますが、毎回上記のビジュアル・ロードマップを使うことで、これを読んでいただいている方にも、今どこの話をしているのか可視化してまいります!
おわりに
いかがでしょうか?
DX風林火山では、このnoteのようなノウハウ集の配布に加え、勉強会の実施・オンラインコミュニティでのサポートを実施します。
孤独になりがちなDX推進担当者を全面バックアップし、組織DXを成功に導くお手伝いをさせていただきます!
ただ今、モニター企業を募集中です。
興味がある方は、是非下記記事をチェックして、コンタクトください!
お待ちしております!!
(11月末で締め切り予定)
※漫画はすべてMicrosoft PowerPointで作成しております。
※画像は、イラストACの絵師様の素敵なイラストを使わせていただいております。