リカレント教育
https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/koyou/20200409/200409koyou03.pdf
リカレント教育とは最近はやりの言葉である。生涯学習、社会人の学びなおし、自分たちロスジェネを再教育して希望の進路に行けるようにするものである。自分はもともと教職志望であったことから、2009年のリーマンショックに伴う希望退職をきっかけにして通信教育で大卒・免許取得に至った。(詳しい話は割愛)
自分が専門学校にいたころ(91年)、系列で大学が開学した。そのときに免許が取れるという触れ込みはまだなかったのだが、それからしばらくして「通信で免許をとらないか?」というダイレクトメールがくるようになった。自分が教職志望だったので、採りたいと思っていたのだが教採の倍率がものすごく高く、とても勝負にならない。
それからだいぶたって2008年リーマンショックに伴う希望退職(2009年)である。このときもだいぶモメたのです。その勤務先の経営トップがだいぶ前にこんなことを言っていた。「勉強は何はなくとも仕事に直接関係なくともしなければならない。仮にウチの会社じゃくなっても生きて行けるだろう」といっていたのを自分は覚えていた。それが「カフェテリアプラン」という形で今も残っているはずである。
自分にとって一度しかない人生である。自分はリーマンショックを機に教職に舵を切った。
(中略)いや、文科省の言うリカレント教育を受けてきて、免許を取ったんだよ。採用試験も受けました。受かりません。点を取っても受かりません。講師を継続して現役でやってる人が一次を通過してます。自分は講師経験あるものの、契約で4か月しかやらせてもらっていません。そのあとはロスジェネらしく無職です。私立のオファーもありましたが全部「お祈り」されました。
「就職氷河期世代の教職への就労を支援するため、(中略)必要な財源措置を講ずること」就職氷河期世代の活躍支援に向けた提言(令和元年度8月27日全国知事会)えーっと、何か行われたんですか?採用試験に氷河期専用選考が出来たんですか?それはどこに書かれているんですか?
自分はリカレント教育を既にやってきた人なのでインタビューをよく受けるのです。その時も応えたのですが、「文科省のお墨付きが欲しい」普通に大学出てきていません。社会人として働きながら免許4つも取ってきたのですが、採用試験に通りません。自分の免許は高校のものですが「高校は空きがでないんだよ」と教委の人に聞いたことあります。乱暴な言い方してしまって申し訳ないが自分たちロスジェネ的には、「その席を空けて、俺を使え」です。愛知県がそうするように、中学や小学校の免許取らせて異動させたらいい。現職のひとが他校種の免許を取るのはそれほどむずかしくはない。また、免許法には他校種の免許でも中学で授業ができると書いてある。中学で商業の授業って何ができるのかわからないのだが・・・
〇高等学校免許状による中学校での教授
高等学校の農業、工業、商業、水産等の免許状を有する者は,中学校でその免許状に相当する事項を教授する教諭又は講師となることができる(免許法附則第4項)。https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/020202/020202c.htm
自分は「話が違う!」と言っているのです。自分は、何か罰を受けているのですか?何か大変な罪を犯したのですか?罪を犯したから職に就けないのですか?自分は資格とれば有利になる、と資格ビジネスの甘言に騙された哀れな消費者か?!萩生田大臣は「教員資格の国家資格化」を上げている。この話も随分前からあった話ですが、 「#アカンものをコロナが暴く」で暴かれた。大慌てで検討している様子です。自分はこれに賛成です。いつなりますか?次の臨時国会に上がりますか?ロスジェネ向けの教採こそ、自治体ではなく国でやるべきでしょう
https://www.freedu.jp/column/national-lisence/
文科省の言うことと、県教委、市教委の言うことが違う。リカレント教育なんて言葉が出てきてまだ2年ぐらいであるが、多くの人が「リカレント」なんて単語をご存じありません。「勉強せえ、勉強すればなりたいものになれる」と、昭和の大人はそればっかり言いました。遅れたが勉強しました。成果を上げました。それに対する報酬を、いただいておりません。わたしは無職です
ここで提言させていただきました。文科省、教委の考えを聞かせていただきたい。