アクセンチュア出身のコンサル経営陣が運営するフリーランスコンサル、エンジニア派遣のintloop。2005年創業から花開いたintloopの事業内容、競争優位性、収益構造、成長可能性とintloopの成長を後押しするフリーランス市場について解説。
昨年と比べるとめっきり減ってしまったIPO数ですが、Anycolorの様な非常に新しい企業に対し、intloop、マイクロアドなど老舗IT企業のIPOが目につきます。
理由の一つとしては、コロナを端とした金融緩和、低金利によって2020年から2021年にかけて株式市場がバブルとなっていました。そのため将来利益を稼ぐ様な赤字SaaS企業を高く評価することが許容されていました。なのでPSRなどという評価指標が出て来て、「現在の利益」よりも「売上成長」「将来の利益」が重要視されていました。
ところがコロナの収束し、金融緩和でお金がジャブジャブになることでインフレが発生し、金融引き締め、利上げ、ということになり、市場からそんなバブル市場が終わり、「現在の利益」「キャッシュフロー」「PER」などで企業を評価する様になり教科書的な企業価値評価が行われる様になりました。
結果として、今年のIPO企業の顔ぶれを見るとほとんどが今期黒字企業になっています。今年大成功したAnycolorなど最たる例かと思います。
そして老舗IT企業が例年より目立つのも同じ様な理由で、老舗IT企業は長く経営が続いているだけあり利益がある程度出ている企業が多くなっています。一方赤字SaaS企業は今期はほとんど機関投資家から評価されず、ダウンラウンドでの上場、もしくはIPOに参加したい機関投資家がほとんとおらずに上場すらできない様な形になっています。
ということで、2005年創業、創業17年にしてようやくIPOとなったintloopについて解説したいと思います。
intloopの事業内容、ビジネスモデル、競争優位性、Intloopの成長を後押しする市場環境、Intloopの成長可能性、について解説していきます。
intloopとは?
----------------------------------------------------------------
ここから先は有料となっています。
格安ビジネス本感覚で500円で購入頂くか、他の企業分析も気になる方は以下のマガジンが割安になっています。下にスクロールすれば購読ボタンが表示されているかと思います。
2022年7月企業分析バックナンバー (980円)
また、月額980円でこの様な企業分析記事が毎月4-8本読める定期購読マガジンを配信しています。初月無料になっておりますので気になる方は是非こちら無料でお試しください。
----------------------------------------------------------------
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?