ポケカ。バブル。
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こんにちは、レ坊です。
今回は過去に起きたポケカバブルについて詳しく解説をしながら、今後どこまで加熱っぷりが続いていくのかを狙い目も交えてお話ししていきたいと思います。
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はじめに
ポケカバブルを語る上で絶対に知らなくてはいけないブームがあります。それは女の子SRブームです。今まではプレイで使えるモンスターカード、グッズカード、封入率が低いHRレアなどが人気で高いのが当たり前の時代でした。それがミモザのようにいつのまにかトレーナー女の子SR(SARも)の方が高値で脚光を浴びるようになっています。一体ここ数年で何があったのか。
時代を象徴する女の子SRたちを例に一つずつ解説していきたいと思います。
それではいきます!!
第一部 ルチア
さて、ここで問題です。ポケカバブルはいつから起きたかわかりますか?私がよくツイートしていますが答えは2021年1月です。上のルチアの価格推移グラフをご覧ください。幅が狭すぎて分かりづらいですが今までルチアは4,000円〜7,000円あたりで取引されていました。それが1月になったらいきなり高騰して35,000円。その倍率はなんと約5〜9倍。当時のポケカ業界ではあり得ないことで、伝説的な高騰でした。このあたりからポケカ投資家が出現し、ポストルチアを探して高騰予想合戦が始まりました。これが今の原点です。
▲バブル時期▲
2020年12月〜2021年1月
《解説》
何故高騰したのか。その主たる要因はコロナウイルスです。中でも2つ理由があると思っています。1つ目は海外観光客が日本に来れなくなってしまったことです。日本に来て買うことが出来ない世界中のガチコレクターのフラストレーションが爆発したから高騰した。これが答えだと思います。私も当時フリマサイトで取引をしていたのですがBuyee(詳しくはwebで)からの買い付けがこの時期は本当に多かったです。2つ目は大会の中止です。この時期は『不要不急の外出は禁止』だった時期です。ポケカで楽しんでいたプレイヤーは大会が無く、家に篭り暇で仕方なかったと思います。だけどポケカにお金を使いたい。そこで本来プレイで使われていたお金は徐々にコレクター性の高いカードに移っていった。これらの需要が合わさって高騰が起きたと思っています。また書きながら思いついたのですが暇になった飲食業界、サービス業界、サラリーマンなど資金を持った大人が副業目当てで多数参戦してきたのも高騰の要因かと思います。今も昔もお金はあるけど、知識がない。そんな新規参入者が年々増え続けていく。だからこそ私達ポケカ投資家は繁栄できたし情報に高い価値がある。そう思います。
第二部 シャイニーマリィ
半年後。マリィSRが高騰を見せます。初動は20,000円でした。その後、5月〜7月にかけて80,000円近くまで高騰しました。その倍率は約4倍。こちらもルチアに負けない脅威的な数字です。
そしてルチア高騰以降、裏ではある事件が起きます。それはポケセンからBOXが次々に消えていく事件です。需要が増えたことでBOXがフリマサイトなどでプレ値で売れるようになりました。当時は1BOX200〜300円と微益でしたが、それでもお小遣い稼ぎをしたい需要があり、みんな我先にと買い占めをしていました。世は大転売時代。このあたりから徐々に新弾が買えなくなってきて転売対策として個数制限やシュリンク剥きという今の形が作られていきました。
第一部でお話ししましたポストルチアとして選ばれたのがこのマリィでした。なぜここまで高騰したのか、共通点は何なのか。各々が必死になって探しました。その結果生まれた共通認識が今では当たり前の"『さいとうなおき』が描いたカードは上がる"でした。この方は他にルチア、シャイニーマリィをはじめかんこうきゃく、がんばリーリエ、エクバリーリエ、クララなどを描いています。最近その共通認識の高まりからスズナが初動に高騰しましたね。
▲バブル時期▲
2021年5月〜2021年7月
《解説》
この時期にシャイニーマリィが高騰した理由は主に3つあります。
1つ目は品薄です。転売が最盛期になり、その中でもシャイニースターVは新弾で注目されている、プレイで使えるカードが複数入っている、イラストが良く30,000円するリザードンVMAXSSRが含まれているなどの理由から販売されても即完売。非常に手に入りにくいパックでした。
2つ目は転売益による資金の流入です。みなさんご存知のイーブイヒーローズは2022年の5月に発売されました。その時のプレ値価格は10,000円あたりで、手に入れたら4,000円は利益が出るという状態でした。今でこそ、その価格帯のプレ値であることに驚きはしませんが当時では類を見ない高値でした。ここから利益を得た人たちがさらに利益を得ようと投資界隈に参入してきて資金が流入しました。
3つ目は25thアニコレ発売による高まりです。これから25thでもっとポケカ界隈が盛り上がるはずだから全体的に相場が底上げになるはずだ。そこの安心感があったから多少高くても背伸びして仕入れをできたのだと思います。結果買いに買いが起きて高騰しました。
補足ですがイーブイヒーローズのBOXは中国を含めた海外需要がとても強かったです。当時のデータが手元にないのですがebay(海外取引サイト)で取引されている商品のランキング1位にイーブイヒーローズがランクインしていた記憶があります。体験談ですが相場が一時期8,000〜9,000円まで落ち込んだ時に13,000円くらいまでBuyeeを通して飛ぶようにフリマサイトで買われていた記憶があります。海外需要もこのあたりから相場に強く影響するようになっていたと思います。
第三部 シールドマリィ
2021年11月〜2022年1月、価格推移を見て右肩上がりではあるが瞬間的に高騰しているかと言われたら微妙かと思います。しかし当時界隈にいた人はわかると思いますが、かなり凄いことなのです。なぜなら25thアニコレが発売されてからポケカは話題性を失ってバブル崩壊、氷河期に入ったからです。あのルチアでさえこの時期は停滞、下落しています。
そんな中で20,000円あたりから60,000円と約3倍の高騰を見せたシールドマリィ。当時は沢山の店舗で強化買取が出されていてかなり話題になりました。やっぱりマリィは凄い。今もある共通認識はここで再確認することになりマリィはバブルの象徴として不動の地位を築くことになります。
▲バブル時期▲
2021年11月〜2022年1月
《解説》
シールドマリィが何故高騰したのか。私は2つ理由があると思います。
1つ目はマリィのプライドの登場です。この時期のトレンドは『再録は上がる』だったのでスタートデッキ100に新しいマリィのSRが収録されることが確定した時買いが起きました。他にはルリナやサイトウも価格が上がっていたと思います。これはコレクションとして揃えたい需要を見越しているからです。それぞれイラストもよく、3枚並べた時の迫力は壮観ですね。
2つ目はシールドの再販がもう無いかもと噂が出はじめていたからです。圧倒的生産量でシャイニーマリィが下火になっていたので投資に失敗した人は取り返したいと躍起になっていました。そういった人達が再販が無いならと飛びついたのが高騰へと繋がったと思います。
第四部 かんこうきゃく
2022年上半期〜夏までかんこうきゃくが価格を伸ばしました。最初は30,000円でしたが夏には120,000円とこちらも倍率が4倍で恐ろしいですね。BOXの価格はトップカードに吊られるので後追いでタッグオールスターズの価格も25,000円→40,000円〜55,000円になり『ようやく高騰したか』と話題になりました。
▲バブル時期▲
2022年1月〜2022年7月
《解説》
かんこうきゃくが高騰した理由は2つあります。
1つ目は今ではすっかり有名なmagi砲です。6月から時系列順に貼り付けておきますのでこちらをご覧ください。
magiの強化買取は6月に70,000円スタートで最終的には9月に倍の140,000円まで高騰しています。magi砲は買い圧が高まった絶妙なタイミングで毎度撃ってくるので本当に感心しています。そうやって注目を浴びながら新規参入者が乗せられに乗せられて高騰していったと思います。
2つ目は円安です。2022年7月に1ドル139円と24年ぶりの安値を記録しました。これによって何が起こるか分かりやすく説明すると世界からみて日本のポケモンカードがSALEになるのです。
いつも10,000円で買っていたものが7,000〜8,000円で買える。買いが起きるのは当たり前ですよね。Buyee、ebay、訪日外国人(他にもあるが無料ではここまでしか書けない)などからしたらウハウハだったはずです。magiが買取をさらに強化していく理由は間接的に海外へ流れているからだと私は考えています。これも高騰の要因と言えるのでは無いでしょうか。
第五部 セレナ
そんな円安の下でセレナが高騰します。30,000円から60,000円へと2倍価格が跳ね上がりました。
イラストが可愛い、ヒロインだからとかTwitterでは騒がれていましたが私は正直それはほんの些細な要因だと思っています。
早速、解説をしていきたいと思います。
▲バブル時期▲
2022年9月〜2022年10月
《解説》
セレナの高騰はかんこうきゃくの高騰に似ています。まずはmagi砲、そして近年稀にみる円安からの海外需要です。今回は特に凄かった。
特に10月が32年ぶりのスーパー円安でした。つまりこの時海外からしたら日本の市場が大バーゲンなわけです。これに加えて10月11日より入国者の規制緩和で1日50,000人から上限が無くなりました。そりゃ高騰します。この頃くらいから東京の秋葉原、大阪の日本橋で外国人を見かけるようになりましたね。身に覚えがあるはず。この大バーゲンはまずセレナのPSA10を筆頭に起こります。そして他の女の子SRにも飛び火していきます。
ここで今まで紹介してきたすべてのカードの価格推移を見てみてください。この10月前後が一番高値になっているはずです。(枚数が多すぎるのでシャイニーマリィは除く)
そして何より投資家目線で言うと新弾のPSA10でここまで伸びるのは本当に驚きです。またこの時期にパラダイムトリガーが発売されてルギアVSAが100,000円になったことも記憶に新しいと思います。私たちからしたら高い価格でしたが海外の人達からしたら70,000〜80,000円な訳で今のうちって気持ちが分かりますよね。高くても買われていく仕組みがここになって少しは理解出来るかと思います。もちろんオリパに入れて目玉にする需要、PSA最速の需要もあるのでルギアについてはここで追求しませんが海外需要とポケカバブルは関係が無いとは言い切れないと思います。
そして次です。
一体誰がこれからのポケカバブルを彩る女の子になるのか。
同じように情勢を含めてここからは有料部分で書いていきたいと思います。最近セレナが価格を戻してきている点にも触れます。せっかくここまで読んだのだからお布施&勉強&稼いでやるって気持ちで最後まで購読頂けますと幸いです。文中で少し触れましたが日の当たる情勢だけではなく、暗い真実の情勢にもしっかり触れていきます。私から見たポケカバブルの本当の仕組みを知りたい人はぜひ読んでいってください。
それではいきます!!
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