いつも通りの成田・羽田に行ってみた(2024.3)
春が近づいてきた。春は花粉の季節である。
私(鳳凰)としては本当に生活しづらい季節だ。
しかし,花が咲き,動物が生き生きと生活しだすのがこの『春』という季節。花粉症は我慢をしていい写真を撮ろう!と思い立っている今日この頃。
先日,成田&羽田遠征に行ってきたのでそのことを書いてみようと思った。
桜のロケハン&北風読みで菜の花を絡めたい
冬の季節は北風になることが多い。これは季節風の影響だ。
空港の滑走路は風向きによって運用が変わる。今回の狙い目としては菜の花と飛行機の絡み。これが本当に映える。
冬の時期はご存じのとおり花が咲かないので,殺風景になってしまうことが多い。しかし,前述のとおり花や動物というのは彩があふれ,華やかなイメージになる。
私が撮りたいイメージはこんな感じだ。
別に人を撮りたいわけではない。残念ながら昨年この場所に行った時は風向きがちょうど南風になってしまって飛行機が来なかった。
なので,人を撮影しました。といった感じ。
ちなみにレンズはEF85mm F1.4 L IS USM。私的には圧倒的神レンズである。いい感じのボケ感。手振れ補正。AFの速さ。どれを取っても素晴らしいのだ。中古で買うとちょうど良い玉がたくさん出ているのでおすすめである。
話をもとに戻して,今回の撮影のポイントとなる条件は以下の通り
①北風であること
②午後であること(撮影地は午後順光のため)
③飛行機が来ること
④天気がいいこと
この4つがクリアされれば撮影できる1枚である。簡単そうでとても難しい。特に面倒なのが①
春になると北風から南風に徐々に変わってくる。そんな季節なので春&北風がなかなか難しい。
これから記事を読み進めていく中で,私の求めている写真が撮れたのかを楽しみにしてほしい。
朝の撮影は本当に楽しい
撮影は朝からスタートするのが理想だと思っている。なぜなら朝と夕はいい写真が撮れるからだ。
夏は日の出の時間がとても速いのでなかなか撮影が難しいところだが,冬前後は日の出が6時代ととても遅い。そのため,日の出と飛行機を絡めることができる。これが本当に楽しい。
ちなみにお隣の羽田空港の朝はこんな感じ👇
成田の朝日をどこで絡めるかを悩んだ挙句,選んだのは『ひこうきの丘公園』である。ここは,ハートのオブジェが置いてあったり,離陸機・着陸機を両方絡めることができる素晴らしいスポットである。
中央右寄りに見えるのがハートのオブジェだ。ここには数人のカメラマンがいたし,親子連れも少しいた。
私はB787が好きなので,太陽とB787を絡めたいなと待機。(ここは運)
太陽の少し上を飛ぶB787。エンジンブラストで太陽を釣り上げている。
こんな風に朝の飛行機撮影は本当に楽しい。どの空港に行くにしても『早起きは三文の徳』いや2000円くらいの徳かもしれない。
太陽が上がりきってしまったので,次の撮影ポイントへ移動。
A380を撮りたい
成田空港の良さといえば,エアバスA380が来ること。羽田空港では見ることができないA380を間近で見ることができるのがこの空港の良さである。
ANAだとフライングホヌが就航している。私は今回シンガポールエアラインのA380をいい感じの風景と絡めたいなと思っていた。
以前撮影したときはA380ではなく,B747だったが,結構きれいに撮影できるポイントがある。
こんな感じで美しい風景に飛行機を絡めることができるのだ。今回の写真はこんな感じ👇
全く桜が咲いていないけれどもこれはこれでいいかもしれない。でも,桜がしっかりと咲いていて青空バック。それを狙いたい。次回に期待しよう。
東峰神社
成田に行くとよくいくのがこの神社。この神社は滑走のすぐ端にある神社である。(なんでこんなところにあるのだろうと思った方はいろいろと調べてみて欲しい)
昔はこの場所で撮影をしていて職質にあう人もいたようだが,もう数回通っているがそんなことは1度もない。
この神社では,降りてくる飛行機の大胆さを表現することができる。広角レンズを使わないととてもじゃないけれど入りきらない。というより広角レンズを使っても入りきらない。
私が使っている広角レンズはEF17-40mm F4 L USM。手振れ補正が付いていない。古のレンズ。まあ写りはそこそこ。良さは安さである。
本当はRF14-35mm F4L IS USMがほしい。(誰か恵んでくれ)
この東峰神社に行くと毎回謎の香りがしてくる。(とてもいい匂いではないのだけれど,行ってみた人で変なにおいがした人がいたら教えてほしい。私だけなのだろうか。)
菜の花ショットは撮れるのか
菜の花ショットを撮りたい。その一心で午後を待っていた。そんなときにおこったこと。そう。
『ランチェン』である。
悲しみのランチェンで,南風運用に。あきらめて早めの昼めしをとることにした。
私のいつもの行きつけは2つあって,
①さくらの山のフードコートの肉そば
②ありが豚のとんかつ
今回はフードコートの肉そばをいただこうと思って桜の山に行ったが,なんとフードコートの店が変わっていた。
洋風のパスタを食わせる感じの味に変わってしまっていたのでとんかつを食べに行く気持ちになった。
昔よく食べていた肉そば。安っぽい味だったが,これが地味にうまかった。なくなってしまってとても楽しい。
さくらの山には,ポテトや焼きそば・たこ焼きを売っている屋台がある。ここでもよくポテトを買って食べちゃう。
今回食べたのはありが豚の定食。微妙に高いが味は補償する。
米・キャベツ・味噌汁はお代わり自由だ。豆腐もうまい。もちろん刺身もうまい。
さくらの山の桜は全く咲いていなかった。まだ少し早いようだ。今年は桜の開花が遅めな様子。
さくらの山ではアシアナのA380が降りてきた。こいつをパッと撮影して今回の成田は終了。我がホームベース羽田空港へ。
3タミ流し。南風は苦手
羽田空港第3ターミナルビル展望デッキで,いつも通りの流し撮りチャレンジ。ずっと北風の着陸を撮影してきたが,久しぶりの南風は難しい。
北風時はこんな感じ👇
北風は結構撮影しやすいイメージが自分の中にはある。今回は南風。離陸は結構早くて難しいのだ。
1/5s~1/4sくらいでシャッターを切っていくのが理想だけれども今回は結構速くなってしまった。練習あるのみ。
流し撮りは本当に練習あるのみなので通うしかない。
京浜流しにハマった
羽田空港周りの公園はいろいろあるが代表的な公園である京浜島つばさ公園。ここでは南風時にB滑走路への着陸を見ることができる。
昼だとこんな感じで,飛行機を真横から撮影することができる。
ちなみに,北風だとこんな感じ。これはこれで趣がある。👇
夜に京浜島で着陸機を撮影しようという気持ちには今までならなかった。なぜなら,夜飛んでいる飛行機をとってもあんまりいい写真にならなかったから。
しかし,EOS R3やR6 mark 2を導入しだしてから,夜の撮影が本当に楽しくなった。というか,どんどん攻めてみたいという気持ちになった。
ISO12800でも結構さらさらしていて見やすい写真。夜写真って結構魅力があると思う。天気が悪くても,単調な所でも楽しい絵作りができるところが夜のいいところ。
総括
今回撮れなかった絵を求めてあと1回この春,成田に通いたいなと思う。
京浜流しはこれからのマイブームになりそうだ。
飛行機撮影は一期一会。これを忘れずに。
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