藍月真人
私が創作した詩の中で、「月」が共通のキーワードの作品ばかり集めた詩集です。
あの頃の輝きに向き合うのは無理みたい 眩しくて 恐れるものがなくて でも痛々しい あの頃の輝きに向き合うのは無理みたい 地位と名誉 権利と羨望 自己犠牲とプライド …
気がつけば夕暮れ時 街並みが茜色に彩られていく 電柱に持たれながら 刻一刻と変化する景色に黄昏る やがて辺りは暗くなり世界は一変する 我が心は斜陽 少しずつ沈んでい…
この世界は 僕には眩しすぎて背を向ける 暗闇は 何も見えなくて歩を止める 行き場のない僕に 月光が淡い温もりと道標を示す 月だけが優しい 月だけが僕を見ている そん…
人が生まれてはじめてすることが 泣くということ あれから 何度も何度も泣いてきた 嬉しい涙 悲しい涙 悔しい涙 感動の涙 いっぱい涙流したけど 何歳になっても枯れずに…
誰も気づいてくれない 名もなき花 月だけが見ている 道端の雑草 踏まれようと 枯れようと 誰も気づいてくれない by 藍月真人
消えていく言葉を追って 思考を巡らせる 隠れた文字を探して 脳裏を駆け巡る 浮かんでも 浮かんでも 消えていく言葉 探しても探しても 見つからない文字 そんな中でも…
気づけば足りない心の欠片 はじめから僕の中で欠損している心の欠片 誰もが当たり前のことが出来ない 誰もがしない事をしてしまう 自分の良いがズレている 自分の一生懸命…
僕は木の葉 貴女の中で ゆらゆら揺れる 揺れて 揺れて 揺れて そして 疲れて 枯れて また揺れる 僕は旅人 貴女を想い ふらふら彷徨う 彷徨い 彷徨い 彷徨い そして 疲れ…
肌寒い空気 辺りはまだ暗い AM4時 僕の思考は巡る 繰り返し 繰り返し どれだけ巡っても 同じ場所 同じ空気 同じ息苦しさ 俯いた顔を上げる 赤焼けの空 PM4時 僕の思考…
今生きている日常が あまりにも不細工で でも あの華やかで輝いていた日々を思うととても滑稽で 浅はかな優越感 地位や名誉といった衣を纏って 弱い自分を覆い隠していた…
落葉が音を吸い取ってるんじゃないかと思わせる静寂 冷気が濁りを取り除いたのであろう澄んだ空気 吐く息の白は淡く 世界は光も色彩も香りさえも淡い 何処かに迷い込ん…
「痛み」を欲した時があった 痛みを 刺激を もっとくれと叫んでいた 例えばカラダの「痛み」 突き刺す様な痛み 鈍い痛み 痺れを伴う痛み 例えばココロの「痛み」 胸が張…
辛いんでしょうね 絶え間なく 苦しいんでしょうね どうしようもなく でもぼくは やっぱり貴女に居てほしい 貴女を必要としている事が きっといっぱいある 気づかないだ…
雲間から顔をだした月 ぼんやりと眺めて時を過ごす 月の光はいつも穏やかで 静かに僕を見守ってくれる 十三夜の月 月の欠片を探す 得体の知れない不安に 押し潰されそう…
仕事の帰り道 道端にひっそり咲いた黄色い花 月に照らされて こんなに美しいのに きっと誰にも気付かれずにいたんだね 誰も気付かぬ時を ひとりで必死に生きて 誰も気付…
雨よ 激しく降り注いで この世界を包む悪疫の猛威と 悪意ある負の感情を 人々の涙と共に洗い流すんだ この雨が止んだ時 人々の病んだココロとカラダが 晴れ上がっています…
2024年4月15日 07:35
あの頃の輝きに向き合うのは無理みたい眩しくて恐れるものがなくてでも痛々しいあの頃の輝きに向き合うのは無理みたい地位と名誉権利と羨望自己犠牲とプライドあの頃の輝きに向き合うのは無理みたい過去の過ちが伸し掛り過去の栄光を愁う日々温もりに飢え社会に失望し人に恐怖し日々を惰性で過ごす答えが見つからないまま生きる如何しようもない如何しようもないよやっぱり
2024年4月13日 07:43
気がつけば夕暮れ時街並みが茜色に彩られていく電柱に持たれながら刻一刻と変化する景色に黄昏るやがて辺りは暗くなり世界は一変する我が心は斜陽少しずつ沈んでいく少しずつ色が消えていく暁を見たいと想いながらby 藍月真人
2023年10月12日 00:21
この世界は僕には眩しすぎて背を向ける暗闇は何も見えなくて歩を止める行き場のない僕に月光が淡い温もりと道標を示す月だけが優しい月だけが僕を見ているそんな月を追いかける手に届く事なく途方に暮れるそれでも月を眺める月に恋焦がれ今夜も泣くby藍月真人
2023年7月30日 00:21
人が生まれてはじめてすることが泣くということあれから何度も何度も泣いてきた嬉しい涙悲しい涙悔しい涙感動の涙いっぱい涙流したけど何歳になっても枯れずに流れる泣くことを忘れるほどに必死だった時もあるでも結局気づけば泣いていた人は泣いて生まれて泣き続けて生きる最後は笑い泣きがいいなぁby 藍月真人
2023年7月30日 00:02
誰も気づいてくれない名もなき花月だけが見ている道端の雑草踏まれようと枯れようと誰も気づいてくれないby 藍月真人
2023年7月6日 21:34
消えていく言葉を追って思考を巡らせる隠れた文字を探して脳裏を駆け巡る浮かんでも浮かんでも消えていく言葉探しても探しても見つからない文字そんな中でも必死に足掻く足掻いて足掻いて言葉の残像を探すきっとアタマには何も残らないでもココロに感じて欲しいそんな詩by 藍月真人
2023年4月13日 21:21
気づけば足りない心の欠片はじめから僕の中で欠損している心の欠片誰もが当たり前のことが出来ない誰もがしない事をしてしまう自分の良いがズレている自分の一生懸命が傍迷惑欠損した心の欠片は思った以上に重要だ僕はこれからどうすればいい?どうすれば足らないものを補える?欠損した心の欠片取り戻す事は出来ない書き換える事の出来ない過去の様に望まぬ今の立ち位置の様にすべてを諦めた
2023年2月25日 00:03
僕は木の葉貴女の中でゆらゆら揺れる揺れて揺れて揺れてそして疲れて枯れてまた揺れる僕は旅人貴女を想いふらふら彷徨う彷徨い彷徨い彷徨いそして疲れて乾いてまた彷徨う揺れて溺れて彷徨い戸惑い残ったのは貴女に没入した記憶貴女を狂おしいほど愛した記憶そして貴女を苦しめてしまった事実貴女を傷つけてしまった事実僕はあれから少しは何かを学ん
2022年12月23日 21:12
肌寒い空気辺りはまだ暗いAM4時僕の思考は巡る繰り返し繰り返しどれだけ巡っても同じ場所同じ空気同じ息苦しさ俯いた顔を上げる赤焼けの空PM4時僕の思考は辿る繰り返し繰り返しこれからの夜を明日の朝をこれからの人生をAM4時の苦悩とPM4時の憂鬱と同じ道を巡って辿り着けない場所を探してby 藍月真人
2022年12月12日 22:54
今生きている日常があまりにも不細工ででもあの華やかで輝いていた日々を思うととても滑稽で浅はかな優越感地位や名誉といった衣を纏って弱い自分を覆い隠していた日々不細工でも今を生きてる自分のほうが素敵なのかもって少しわかった気がする僕は今まで何に拘っていたんだろう僕は今まで何に恐れていたんだろう恐怖を不安を掻き消す為の擬装今も恐怖も不安もあるけれど不細工で
2022年12月4日 15:44
落葉が音を吸い取ってるんじゃないかと思わせる静寂冷気が濁りを取り除いたのであろう澄んだ空気吐く息の白は淡く世界は光も色彩も香りさえも淡い何処かに迷い込んでしまったんじゃないかという錯覚にとらわれる自分の存在さえ淡く儚く感じてしまう冬の暁落葉を踏み締めて歩くとこの世界の音が漏れ出すどんどんどんどん溢れ出すこの世界に自分が存在する事に気づく世界も自分も止まっ
2022年11月20日 09:34
「痛み」を欲した時があった痛みを刺激をもっとくれと叫んでいた例えばカラダの「痛み」突き刺す様な痛み鈍い痛み痺れを伴う痛み例えばココロの「痛み」胸が張り裂けそうな痛み息が詰まりそうな痛み過去を振り返って気づく痛み未来を失望して伴う痛み痛みは僕に色んな事を教えてくれる痛みを知ったから今の自分があるきっとこれからの僕も様々な痛みを感じながら生きていくわかってる
2022年10月17日 20:33
辛いんでしょうね絶え間なく苦しいんでしょうねどうしようもなくでもぼくはやっぱり貴女に居てほしい貴女を必要としている事がきっといっぱいある気づかないだけ笑顔の貴女は素敵ほんとに素敵なんだ月を眺めて想う居てくださいねこの世界にby 藍月真人
2022年10月9日 08:00
雲間から顔をだした月ぼんやりと眺めて時を過ごす月の光はいつも穏やかで静かに僕を見守ってくれる十三夜の月月の欠片を探す得体の知れない不安に押し潰されそうで不意に襲う焦燥感に追い立てられて僕は月の欠片を探すいつも凛として静かに僕を照らす月月の欠片を抱きしめて今夜は眠りたいby 藍月真人
2022年10月7日 22:41
仕事の帰り道道端にひっそり咲いた黄色い花月に照らされてこんなに美しいのにきっと誰にも気付かれずにいたんだね誰も気付かぬ時をひとりで必死に生きて誰も気付かぬ時をもがいてもがいて生きてこんなにも美しい君を僕は見つけた僕は見てるよ決して目立たずとも素敵な姿を僕は見てるよ儚くも美しい様を居てください居てくださいねこの世界にby 藍月真人
2022年8月21日 08:53
雨よ激しく降り注いでこの世界を包む悪疫の猛威と悪意ある負の感情を人々の涙と共に洗い流すんだこの雨が止んだ時人々の病んだココロとカラダが晴れ上がっています様に瓦礫の街の燻りが鎮まります様にby 藍月真人