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「あなたが」v2 のギターを調整した件 (フィンローダの素人音楽作成記 97)
「あなたが」(v2)のギターの Velocity を調整した話です。
hammering on
歌が始まったところです。この曲のキーは D で、1弦の開放弦の E の音からhammering on で F# に変化する…と思わせるような箇所か多数出てきます。
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サイズ調整がよく分からないので、画像サイズが滅茶苦茶ですみません。
最初のアルペジオの Velocity は fig.2 のように変更しました。最初の音を強めにして、最後の音を弱めにする、というのはギターらしい感じを出す場合は鉄板の調整です。ハイライトになっているのが F# の音で、hammering on 直後の音をこのように小さくするか、あるいは直前の E の音を強く出すことで、叩いている感じになります。
Bass Runs
低音の移動、いわゆる Bass runs (ベースランニング) をする時は、強めに音を出すことで印象付けることができます。
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このようにF# を強くしています。Velocity=95.2% になっています。マウスでドラッグして調整しているので、数字はばらつきがあります。高音部の C# のタイミングが重なっていますが、そちらは Velocity=80 になっています。
Slides
1番の最後のところのギターは、Key Switch の Slides を使っています。
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A0 の音が Control の Slides です。Slides が入っているタイミングが 21.275 になっていますが、21.3 に入れても同じように音が出ます。21.275 から始まる note がないので、同じ結果になっています。
余談
Slides にする必要ある?
この Slides は作曲した当初から入っていて、印象がキツすぎるのではないか、ということで残すか止めるか悩みました。結局最後まで残っているのですが、普通の音にすると、それはそれで寂しい感じになるので難しいです。
ベースランニング
私がギターを覚えた頃は、ベースラニング、あるいはベースランニングと書いてあったような気がしたので、カタカナはその表記を使ったのですが、英語のサイトを見ると Bass Runs と言う表現しか見つからないので、英語表記はそちらを使いました。
表現はどうでもいいような気もしますが。何なら低音移動でいいと思いますが。