Komplete の保存先を変更した件
追加音源として NATIVE INSTRUMENT の KOMPLETE 14 Standard を使っているのですが、Studio One Pro 7 をインストールするために外部SSD を購入したので、容量の余裕があるそちらにデータを引っ越したいと考えました。
OS は Windows 11 Pro です。
移動前のデータは、D:\usr\musicdata に入っています。サイズは約 200GB です。インストールしていない音源もあるので、Standard をフルインストールすればもう少しサイズが大きくなると思います。
これを E:\usr\musicdata に移動するといううのが今回のミッションです。
コピー
まず D:\usr\musicdata の内容を E:\usr\musicdata にコピーします。ちなみにこの作業には1時間半ほどかかりました。
コピー元のフォルダー名を変更
次に、D:\usr\musicdata を D:\usr\musicdata.old という名前に変更します。これで、元のデータは D:\usr\musicdata.old に入った状態になります。これは Native Access に指定した保存先ではないので、Native Access から見ると、いきなりデータが全部消滅したことになります。
この状態で Native Access を起動すると、「!」が多数表示されていて、横のボタンは Repair となっています。
「!」が付いていないのは未インストールものか、あるいは C: ドライブにインストールしたものです。あまり深い意味はないと思いますが、音源データではなくアプリの類のものは C: にインストール先を指定しています。
試しに Battery 4 の Installation Paths を見ると、次のようになっていました。
今回消滅するのは D: の下だけなので、C: にインストールされているものはそのまま使えます。
Repair
40s Very Own - Drums には「!」が付いているので、横の「Repair」というボタンを押してみます。
ここで Relocate をクリックすると、場所を変更するダイアログになります。
変更前は D:\usr\musicdata\40s Very Own - Drums\ に入っていたようです。これは E:\usr\musicdata\40s Very Own - Drums\ にコピーされているはずなので、DをEに修正すればいいわけですが、その場で1文字だけ変更することができません。
とりあえずクリックすると Windows のエクスプローラが表示されるので、移動先のフォルダを指定します。正しく指定すると、
このように Successfully relocated という表示が出て成功です。
この作業をインストールした音源全てに対して実行しました。ウザすぎるけど仕方ないです。一発でできる方法はないのでしょうか。
Preferences を変更
最後に、Preferences を開いて、File Management の Download Location、Conent Location を D: から E: に変更しておきます。
これをしておかないと、追加ダウンロードしたデータが E: に入ってくれないような気がします。既にインストールしたものは、パスが個別に保存されているので問題ないような気もします。ただ、新たにインストールする時は Preferences の指定先にインストールするはずです。
この作業の後、いくつか Updates があったので実行してみましたが、E: ドライブに引っ越した先を更新してくれました。
削除
動作が確認できたら、コピー元のファイルは削除いて構わないはずです。Native Access に入っているデータは、万一のことがあっても再インストールできます。
余談
Updates
あと1分未満とか出てから5分以上かかりました。回線が不安定なのかもしれません。
NI の Update はガチで長時間かかることがあるので、5分なら大したことはないと思います。