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Studio One Professional 音源の Spectrum

Studio One Professional の音源は個人的にはそう悪くはないと思うのですが、ネットの評価を見ていると、いまいちという感じのものが結構あるような気がします。有料プラグインには勝てないよね、みたいな話です。

実際、KOMPLETE 14 を購入して使ってみると、Studio One Professional 音源の方が高低音ともに少し弱いような気がしました。

音域の広がりはエフェクトで何とでもできるので、そこの調整が重要なのかもしれません。実際どうなのか Spercrum Meter で確認してみました。

Bass

Bass は低音域の楽器の代表格です。

(fig.1) Bass

fig.1 は Bass だけを演奏している状態です。当たり前ですが、ベースなので低音が出ています。

(fig.2) Bass + Ampire

fig.2 は Ampire の Bass 系のエフェクトを入れた状態です。低音にかけて強調されたのが分かります。

Drums

Impact で普段使っているオリジナルのドラムセットを叩いてみます。オリジナルといっても、付属の Loop 音源から気に入った One-shot を pick up しただけですが。

(fig.3) Hi-hat

fig.3 は hi-hatだけ音を出したところです。思ったより高音域に伸びています。ここにバスドラとスネアを加えると、

(fig.4) Drums

こんな感じで全域に広がります。

Solina

私がよく使う Strings 系の音が Solina です。Strings に分類されていますが、シンセです。

(fig.5) Solina

fig.5 のプリセットは Space B です。倍音が見て取れるような独特の周波数構成をしています。

同時に

ベースとドラムスと Solina を同時に演奏すると、こうなります。

(fig.5) Solina 

全域に音が揃った感じになります。Solina のトゲトゲが突出していますが。

この Bass+Ampire、Drums、Solina という組み合わせは、低音から高音までかなりうまく混ざってくれて、打ち込んでも軽いイメージをお手軽に避けることができます。

Solina の Space B は左右の Pan も勝手に振ってくれるので、左右の広がりも自動的に生成されて超お手軽だと思います。

余談

SoundCloud の Too, Too Real

YouTube 以外に SoundCloud にも Too, Too Real を登録しているのですが、ずっと参照数が2だったのが、今日見ると10に増えていました。なんと5倍です(笑)。


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