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Studio One の Song データを移動した件

容量が足りません

Studio One Pro 7 をインストールするにあたり、C:ドライブの空き容量が心配でどうしたものか、という話なのですが、結論としては外付けの SSD にインストールすることになりました。

そこで気になったのが、今まで作った Song データの保管場所です。デフォルトの設定のままで、C:ドライブに入っています。これも外部 SSD に移動できないかと考えました。

外部 SSD に移動する理由はもう1つあります。Studio One 6から7にバージョンアップすると、Song データの形式が変わるようです。7でセーブしたデータは6では開けないらしいです。

何かとんでもないトラブルがあった時のために、6で開ける状態のデータをとりあえず残しておきたいです。そのためにバックアップを取るのなら、それよりも現状のコピーを外部SSDに作成して、今後の作曲時はそこに保存した方が効率的ではないかと考えました。

環境

今回使ったのは Studio One Pro 7.0.2 です。OS は Windows 11 Pro 24H2 です。言語は English を指定しているので、画面表示の内容は英語になっています。

手順

まず、ユーザーデーターの保管場所を確認します。これは Options の画面を開いて Location を指定すれば確認できます。

(fig.1) Location

Windows の場合、デフォルト設定のままだと、ユーザーのドキュメントの下で Studio One というフォルダーが指定されています。

S1 Pro 7 を一旦終了してから、この下のデータを全て、移動先にコピーします。今回は、E:\usr\musicdata\Studio One\userdata を移動先にしました。

(fig.2) User Data Location 変更後

コピーが終わったら、S1 Pro 7 を起動します。この段階では、S1 Pro 7 はまだ C: ドライブのデータを参照しています。Studio One メニューの Options を開いて先程の設定画面を出し、Location を移動先に変更します。

変更したら、S1 Pro 7 を終了します。

今まで使っていた C: ドライブの Studio One というフォルダーの名前は「Studio One.old」のように変更します。これで S1 は今まで参照していたデータを参照できません。

これで作業は完了です。

次に S1 を起動すると、今までと同じように Song データを使うことができました。元データは参照できないはずなので、 移動したデータ参照していることが分かります。

保存すると

Song データを開いて作業した後、保存してみました。意図した通り、E:ドライブにデータが保存されていることを確認しました。

今回は、Studio One Professional 6 で作成したデータを修正して保存したので、保存前に次のようなダイアログが表示されます。

(fig.3) 注意喚起

要するに、保存したら昔のバージョンの S1 で開けなくなるけどいい? ということです。よくなくても、保存しないと修正した内容が消えてしまうのでどうしようもないと思いますが(笑)。

余談

インストール先を間違えた

実は Studio One Pro 7 をインストールする時に、E: ドライブに入れるつもりでしたが、間違って D: ドライブに入れてしまいました。

仕方ないので一度アンインストールして、もう一度インストールし直しました。この時心配なのはアクティベーションですが、同じ pc に入れ直す場合は特に何もしなくても問題ないようです。

アクティベーションの状態は、MyPresonous のページで確認、変更することができます。

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