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SESSION GUITARIST Strummed Acoustic の LATCH MODE と音の長さ

LATCH MODE

昨日の記事で SESSION GUITARIST Strummed Acoustic の打ち込みの話を書きましたが、LATCH MODE について、もう少し説明的なことを書きたいと思います。

Playback の設定で、LATCH MODE を Stop immidiately に指定した方が使いやすい、みたいな話でしたが、immidiately というのは、音が終わったら即時ストラムも止まるという意味に取れます。しかし、実際はそう単純ではありません。

今回サンプルとして Studio One に打ち込んだパターンは、11 Straight 8th A です。

(fig.1) 11 Straight 8th A

1小節に8回ストロークを突っ込むという単純なパターンで、そのままだとあまり面白くないかもしれませんが、応用力は高く、使い方次第といえます。

これに対するピアノロールの画面はこんな感じにしてみました。

(fig.2) 打ち込んだ状態

Am/G (?)、G を八分音符ごとに切り替えて打ち込んでいます。この音源はベース音だけを指定してもコードを演奏しますが、個々の音を指定して演奏することも可能で、細かい表現が欲しい時は便利です。

音の長さ

基本 1/16 のクオンタイズで音の長さを指定しましたが、左から8回目の音だけ少し短くなっています。ここだけ長さが 1/32 です。

1/16 と 1/32 の違いは、実際に音を聴いてみると分かります。最初の4回の後の5拍目に、微妙にカッティングのような音が入っていることがわかります。続く4回のストラムの音の後は、何も音がありません。音の長さの微妙な違いで、このような差が生まれます。

11 Straight 8th A という単純なパターンですが、打ち込みの音の長さとコードの切り替えを工夫することで、割と味のあるバッキングが可能になることが分かります。

余談

YouTube にこの記事の URL を入れたい

YouTube に、今回打ち込んだ音の動画(静止画ですが)を公開しようと考えました。

折角なのでこの記事への URL を画像に使いたいのですが、こちらの記事を公開しないと URL が分かりません。

ということで、とりあえず YouTube 画像なしで公開してから、YouTube 用の動画を完成させ、それをさらに note の記事に後から埋め込むという作戦を採用しました。

サンプルのストロークは何?

このギター、ボカロを使ったオリジナル曲のイントロ的な所で使おうと思って打ち込んだものです。うまくいけば、ここから演奏が展開されていって、最終的に歌になるはずです。

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