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Melodyne を使って MIDI に変換 (フィンローダの素人音楽作成記 124)
Instrument track のデータが消えた!
歌詞を作成しながら細かい修正を重ねている po5b ですが、audio track に変換してあった E. Bass のトラックを Instrument track に戻そうとしたら戻らない、という事故が発生しました。
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audio track に変換した直後は戻せていたと思うので、何か操作ミスで Instrument track の情報だけを消してしまったのだと思います。ありそうなのは、instrument track にトラックごとドラッグして MIDI データが移動した後、そのトラックを消してしまった、てな所でしょうか。
バックアップにも残っていないのでどうしようもありません。幸い音のデータはあるので、耳コピすれば大丈夫です【なにが】。
Melodyne を使う
Studio One Professional には Melodyne がバンドルされています。そういえば、Melodyne の機能を使えば、audio track から音の情報を解析して MIDI データを生成できるはずです。
ということで試しにやってみました。手順は次の通りです。
Edit with Melodyne
audio track 上でメニューを開いて、Edit with Melodyne を選択します。
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選択すると、ピアノロールが表示される所に、Melodyne のエディタ画面が表示されます(タイトル画像)。今回は特にそこは触らないので、次に進みます。
Instrument
「+」を押して、トラックを追加します。ダイアログが表示されるので、Instrument を選択します。
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OK を押してトラックを作成します。Output が Existing になっているのがちょっと気になりますが、気にしません。audio track が選択されていると、その下に新しいトラックが作成されます。
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drag and drop
ここで、E.Bass の audio track を選択状態にして、作成したすぐ下の instrument track にドラック、ドロップします。
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このように、ノートの入った MIDI データが生成されます。
余談
再現できたの?
音が入った instrument track ができたので、Bass の音色を割り当てて実際に演奏してみます。
(笑)
何となく雰囲気は分かります、ていうか、予想したよりは、かなり再現出来ています。タイミングが少しズレたり、半音ズレというのはありますが、修正すれば元のデータが再現できそうです。一から耳コピするよりは楽です。