トラックを複製する
最近、丸サ進行の練習【?】的な曲を作ってみたのですが、いまいちキメが弱いのでまだ発表できるレベルではありません。途中経過は出してもいいのですが、途中でいきなり曲が終わるパターンは芸がないし、ちょっと出すのを迷っているところです。
今回気になったのはトラック数です。私が今まで作った曲はどれもトラック数が少ないです。多くても十数個程度です。噂では、DTM では数十トラックは普通に使うという人もいて、何でそんなに使えるのかと思っていました。
Audio Track に変換する件
イベントを Instrument Track のままにしておくと、演奏する時の負荷は高くなります。特にエフェクトが入っていると、その都度生の音データをを加工しなければいけないので、処理が大変なのです。
しかし、Audio Track に変換すると、少しメロディーを変えたいという時に、Instrument Track に戻して変更しないといけないので、やや面倒といえば面倒です。
また、修正後に Audio Track に変換するときに、それなりに時間がかかるので、その点も面倒です。
Track を分ける
Studio One は、トラックを複数のイベントに分けて構成することができます。例えば1つの Track にAパート、Bパートがある場合、これを2つの Track に分けておけば、Aパートを修正したい場合に Aパートだけを Instrument Track に戻して編集できるので、全体を Instrument Track に戻すよりは簡単に作業ができます。イベントも短くなるので、Audio Track に変換する時間も短くなります。
Track を複製する
編集のためにトラックを複数に分けたいときは、トラックの上で右クリックでメニューを出し、Duplicate Track を実行します。
Duplicate Track (complete) を実行すると、トラックだけでなく、そのトラックのイベントも複製されます。(complete) が付いていない方を実行すると、トラックは複製されますが、イベントは複製されません。
いずれの場合も、トラックの設定や Insert、Send の状態も複製されます。
1つの楽器に対して複数のトラックを使うことで、便利になる要素もあるわけです。この場合、トラック数は楽器数に比べて多くなります。
余談
Audio Track の情報
note では、公開した曲のトラック一覧の情報等を紹介していますが、Audio Track の状態だと Instrument Track のときに設定した内容は分かりません。
そこで、記事を書くときには、いちいちトラックを Instrument Track に戻して確認した上で、最後に「保存せずに終了」することで状態を記事を書く前に戻しています。