
私について
初めましての方も、いつもの方も、こんにちは。
神詠恭子(かみなが きょうこ)です。
私のSM観を語る前に私とは何者で、一体どんなことをしてきたのかについてお話させて頂こうと思います。
昔から美しいものが、大好きで幼稚園から合唱団に入ってみたり、華道をやったり、茶道したり、しておりましたが、特に好きなのが文学と哲学でした。
幼少期では、どうしてこの人はこう考えるんだろう。といった疑問からはじまり、謎を解くかのように先人の力を借りながら自分なりの考えを巡らせてていたと思います。
哲学の道に入ったのは、高校時代に国語の時間に必死に勉強した、小林秀雄氏の”Xへの手紙”からだったと思います。始めて文章に恋をしたといっても過言ではありません。彼の文書にうつつを抜かし、更に文学に、そして哲学の道に入ったのは言うまでもありませんね笑
そんな中、中学生時代に
読み、強烈に心を打たれた谷崎潤一郎の
「春琴抄」、江戸川乱歩の「人間椅子」を読み返した時は何かが心の中で蠢くかのような音と、再放送でみたボンデージのような美しい衣装を着たドロンジョ様、父親が縛っていた新聞のPP紐の美しさ、が駆け巡ったのです。
そこで私はああ、SMに興味があるんだ。
とハッキリと認識をさせられたのです。
そこからは、親にバレないようにコッソリと
マゾッホ、マルキ・ド・サドの本に手を出して、
その耽美な世界に心を奪われ、陶酔し、
美しい物語を自身で描こうと思い今に至ります。
ざっと返すと、それが私のSMの入り口でした。
語りたい事は山ほどありますが、一旦これにて。
それでは、また次回…💋
神詠 恭子