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仮面ライダーシリーズの代表作、仮面ライダーV3!


はじめに

 仮面ライダーV3は、昭和仮面ライダーシリーズ2作目の作品で、昭和ライダーの中でも屈指の人気を誇ります。
 全話平均視聴率は20%以上、関西では、仮面ライダーシリーズ最高視聴率である38%を記録したすごい作品です。
 私は平成ライダー初期の世代なので、リアルタイムでは見ていませんが、昭和ライダーの図鑑を見ていて、特にV3に興味を持ったこともあり、小さい頃ビデオでV3の一部の話や映画などをよく見ていました。
 今回は、仮面ライダーシリーズの中で私が特に好きなライダーであるV3の魅力を書いていきます。

 私の世代や好きなヒーロー像については、下記の記事でも書いているので、是非ご覧ください。


仮面ライダーV3の魅力

1.主人公、風見志郎がかっこいい

 V3という作品の魅力は、なんといっても、宮内洋さん演じる主人公の風見志郎がとにかくかっこいいです。横綱の土俵入りをイメージした、気合いの入った変身ポーズがかっこよく、バイクに乗ったまま手放しで変身するシーンもすばらしいです。
 ザ 王道のヒーロー!という感じで、こういう人に頼りたい・守ってもらいたいと思えるような理想のヒーローだと思います。
 宮内さんが子ども番組だからといって手を抜くのではなく、本気で作品と向き合い、真剣に風見志郎というヒーローを演じられていることが本当にすばらしいと思います。

2.作品に華がある

 V3という作品は、爆発が他の作品より多かったり、ライダーが高い煙突の上に登るなど、攻めた演出が多く、華があります。ヘリコプターを使って撮影されたエンディングも大好きです。
 うまく言葉として表現しにくいのですが、作品としてのエネルギーが強く、なんとなく見るだけで元気が貰えるようなそんな作品だと思います。


3.私が好きなシーン

 V3の中で、私が特に好きなシーンは2つあります。
 1つ目は、1話で風見志郎が家族を皆殺しにされた後、仮面ライダー1号と仮面ライダー2号に、「自分を改造人間にしてくれ」と頼むシーンです。その頼みに対して1号が「個人の復讐のために力は貸せない」と2号が「改造人間は私たち2人だけでいい、人間でありながら人間でない、その苦しみは私たち2人だけで十分なんだ」と返すのも心が震えます。
 その後、結局改造することになり、1話の最後で、V3が登場するシーンは鳥肌ものです。登場の仕方がかっこよすぎます。

 好きなシーン2つ目は、V3終盤でライダーマンが自らの命をかけて世界を救い、退場するシーンで、V3がライダーマンに対して「君に仮面ライダー第4号の名前を送るぞ」というシーンで、このシーンも仮面ライダーシリーズ屈指の名シーンだと思います。このシーンで流れる「ぼくのライダーマン」という曲もライダーマンにぴったりの良い曲だと思います。

4.音楽も魅力的

 まず、オープニングの「戦え!仮面ライダーV3」は王道のヒーローソングで元気が貰える曲です。
 そして、エンディングの「少年仮面ライダー隊の歌」はどこか懐かしさを感じる曲で、私がとても気に入っている曲で、子どもの頃の純粋さを取り戻すことができるような曲だと思います。
 さらに、V3後半のエンディングである「走れハリケーン」はライダーマン編のシリアスの雰囲気と通ずるところがあって魅力的です。
 あとは、戦闘シーンで流れることが多い「V3アクション」(特にInstrumental版)は名曲です。これはまさにヒーローって感じの曲で、すばらしい曲だと思います。

終盤のライダーマン編は見応えたっぷり

 ライダーマンに変身する結城丈二が出てくるV3終盤は、見応えがありおすすめです。V3とライダーマンは出会い初めは協力関係ではなく、徐々に仲良くなっていきます。物語が終盤に入り、すでにヒーローとして完成しているV3と復讐のために戦うライダーマンの対比は、注目するポイントの1つだと思います。
 平成以降のライダー作品でよく見られるライダー同士で戦うシーンもあるので、平成ライダーしか見たことない人にも刺さるシーンがあるかもしれません。

V3から感じるロマン

 V3が、1号の技と2号の力、両方の能力を使えることに私はロマンを感じています。こういう設定が子どもの頃の自分には刺さったんだろうなと思います。
 あとは、自分から改造人間にしてくれと言ういう風見志郎が好きです。動機は復讐心かもしれませんが、自分も仮面ライダーになって戦おうとする気質に好感を持てます。
 V3は、敵のデストロンに改造されたのではなく、味方の仮面ライダー1号、2号に改造されて誕生したヒーローだというのがロマンに溢れて、たまりません。

まとめ

 仮面ライダーV3は、ヒーローとは何かをストレートに教えてくれる作品だと思います。
 クセがなく見やすい作品なので、いろんな人におすすめできる作品だと思います。
 私にとってV3は、「純粋な心」を思い出させてくれる作品の1つであり、私にとって理想のヒーロー像の1つなので、今回ざっくりではありますが、紹介させていただきました。
 仮面ライダーシリーズを語る上で、避けては通れない作品なので、平成・令和ライダーしか見たことがない人にも見てほしい作品です。
 最後までご覧いただきありがとうございました。
 
 


 
 

 

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