【ヤフコメ再配信】『震災訴訟記録が全て廃棄 阪神・淡路、永久保存ゼロ 神戸地裁、保存「原則5年」踏襲』の記事に対するコメント


2024年8月27日8:13投稿

地裁には何が資料的価値がある事象なのか判断する脳みそが欠落しているとしか思えない。
事件の大小を問わず、どのようなことが起きていたか異なる視点で知ることができるものも含まれていたと思うが、これでメディアが報じたもの以外は掬い取ることができない状況となってしまった。
第三者の検証を阻むことで、不都合なことを無かったことにしたいのだろうか。
このような状況だと、世間を震撼した事件や東日本大震災に関する訴訟ももしかしたら原則の取り扱いを行いかねない。
何を基準に永久保存にすべきかどうか改めて体制を整えなければ、同様の事象は繰り返すことになる。

・「裁判所はあくまでも法律の規定に則り、原則通り破棄したにすぎない。」「咎められるべきは法律の不備、ひいては国会の怠慢であって、裁判所ではない。」という返答コメントに対するレスポンスコメント

2024年8月27日9:41投稿

確かに、法に則ったら社会で震撼した事件であっても単なる事件の一つと算定される。重要か否か判断できる裁量権が地裁には一切ないということなのか。
国政の法整備の遅れもあるが、訴訟記録が重要な事件であっても破棄される現状に対してどこまで議論されただろうか。観桜会問題や森友問題などで資料の破棄や改ざんを行うよう官僚が動いた自由売国党政権の時にはこうした議論は絶望的だと思うが、その政党が悪夢と言っていた民主党政権でも議論がされていなかったということか。
三権分立ということで議論が進まなかったことも考えられる。それだと一時期掲載されて問題となっていた三権を優越する存在の内閣が何かしらの動きをする必要があったはずであるが、検討されただろうか。
近年になって、重要事件の訴訟資料が破棄されたことが問題となっていると大きく報じられているが、早い段階で問題視せねばならなかった。

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