取捨選択が常に訪れる私たちの世界
朝、アラームが鳴る。私はそれを止めようとして、ベッドのシェルフに置いてある目覚まし時計に手を伸ばす。目をつぶったまま停止ボタンを探すも、なかなか見つけられない。嫌々ながらも片目を開けて、音の発生源を探すものの、視力が0.01の私には成す術がなかった。立ち上がって眼鏡を取りに行くことでその場を終えたが、カーテンの間から差し込む光とは対照的に、私の気分はブルーに。こんなんだったら、ピカチュウを育てるのにあんなに一生懸命にならなくてよかったな、壁山のザ・ウォールのスキルを向上させる