フィルカル編集部
「分析哲学と文化をつなぐ」哲学誌。若手研究者が中心となって創っています。おかげさまで9周年を迎えます。ハイカルチャーからサブカルチャーまで、さまざまな文化を分析哲学のツールを使って分析。また、分析哲学を文化として見る視点も提供します。https://philcul.net/
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著者自身による外国語論文紹介「福利主観主義、洗練性、手続的卓越主義企画趣旨(原題:Welfare Subjectivism, Sophistication, and Procedural Perfectionism)」(石田 柊)【フィルカルVol.9,No.2より】
$${\text{Shu Ishida}}$$ $${\text{Welfare Subjectivism, Sophistication, and Procedural Perfectionism}}$$ $${\textit{journal of Ethics}\text{, 2024}}$$ 論文の概要この論文は、哲学のうち福利論(Theory of Well-Being)に属する。福利とは、大雑把に言えば、ある事物が(他の人にとってはともかく)ある人にとってよかった