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1月からでも間に合う鍼灸国家試験対策

最初に

今のままじゃ受からなそうな人や、これから今年の国家試験の勉強をする人だけ読んでください。

ちゃんと勉強してきた人にとって、このnoteを読むことは時間の無駄です。また、鍼灸学生の1・2年生はちゃんとコツコツ勉強したほうが絶対にいいので読まないでください。

同級生を見ているとギリギリの成績なのに効率の悪い勉強の方法を辞めない人が多かったので、自分のとった受験対策をご紹介したいと思います。


それでは、結論から

「自己分析し、効率のいい科目の過去問をひたすら解く」

次に要点です

学校の先生のアドバイスを素直に聞く

得点できていない ”効率のいい科目” を勉強する

難しい問題は勉強しない

過去問だけをひたすら解く

質よりも量の勉強方法

教科書・参考書を熟読しない

一番大事なのは受験当日

以上です。


ここまでで、そんな事知ってるわって人はもう読まなくて大丈夫です。

少し詳細に書いていきますので必要なところだけサクッと読んでください。

時間は有限です。


1. 今から最短で効率よく合格することを考える

今の最重要課題は鍼灸の国家試験に合格することです。

これまでかけてきた学費、時間、その他もろもろ…
不合格になってしまうと本当にもったいないです。

あまり知られていないかもしれませんが、既卒の受験生は1年後の受験でほとんどの人が落ちます。

なかには諦めて受験さえしなくなる人もいます。

これは本当にもったいないことです。

1月になってもギリギリの人はとにかく効率よく勉強して合格することだけを考えてください。


2. 自己分析できていますか?

基本的に合格できない人は全体的に成績が悪く、
効率の悪い科目に時間を大きく割いてしまいます。

3年生であれば、これまでに模試などを受けていて自分の得意科目・不得意科目が把握できているかと思います。

自分の不得意科目に効率のいい科目が含まれていれば、まずそれから勉強することをおすすめします。


3. 効率のいい科目・悪い科目

これまで不合格だった人の特徴を学校の先生に聞いたところ、共通するのは「先生たちのアドバイスを素直に聞かず、効率の悪い科目をひたすら勉強する生徒」ということがわかりました。

鍼灸の国家試験には「短い勉強時間で高得点につながる科目」=「効率のいい科目」があります。

反対に「勉強してもたいして得点につながりにくい科目」=「効率の悪い科目」もあります。

"効率のいい科目" をちゃんと得点できていない人が国家試験に落ちるのです。

ここからは筆者の独断と偏見ですので、学校の先生など信頼できる人に相談して勉強する科目の優先順位をつけてください。

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【とても効率のいい科目】
 東洋医学臨床論・はり理論・きゅう理論
「東洋医学臨床論」は経絡経穴・東概・各論・総論などの基本問題との重複が多いので超絶お得!コスパ抜群の神科目!
東医臨を勉強するだけで他の科目の点数も上がります。

専門科目でそれぞれの資格取得にも関わる「はり理論」・「きゅう理論」は出題数と中身の薄さから超お得!ここは確実に9割近く取りたい要の科目!

【効率のいい科目】
医療概論・関係法規・東洋医学概論・経絡経穴概論
出題パターンが少ない
基本問題を抑えれば安定して高得点が狙える
難経69難や要穴など、出題傾向がわかり易く、確実に得点できる問題が多い
覚えるだけで即得点アップのボーナス科目

【効率の悪い科目】
衛生学・公衆衛生学・リハビリテーション医学
病理学・臨床医学各論・臨床医学総論
解説:とくになし 効率のいい科目に飽きたら勉強する

【とても効率の悪い科目】
解剖・生理
解説:
量と出題数のコスパがまったく合わない
今から解剖・生理を勉強するのは博打に近いといっても過言ではない

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「解剖学がわかっていない鍼灸師なんてどうしようもない」と思っていませんか?

解剖学はたしかに臨床的に必要な知識が多くありますが、合格したあとからでも勉強できます。
逆にパイエル板がどこにあるかなんて臨床ではほとんど関係ありません。

この時期にはとにかく効率よく点数が伸びる科目をひたすら勉強したほうが絶対にいいです。そもそも、合格できなければ鍼灸師にすらなれません。


4. 学校の先生のアドバイスを素直に聞く

自己分析が苦手な人は国家試験対策が上手な先生にアドバイスを求めてください。

学校の中には国家試験対策が担当の先生が必ずいます。(たぶん)

学校の先生はあなたの味方です!(たぶん)

なぜなら学校も合格率が高いほうが生徒を集めやすいからです。あなたの合格は学校の宣伝材料にもなるということです。

素直に学校の先生のアドバイスを聞いて、効率よく合格しましょう。


さいごに:鍼灸の国家試験は他人との戦いではない

なんと、鍼灸の国家試験は他人との戦いではないのです!
小学校、中学校、高校、大学、専門学校の本科…

これまで皆さんは基本的にはどこかしらで他人と戦って「人より上か下か」みたいな戦いを少なからずしてきたかと思います。
  
しかし、鍼灸の国家試験は6割とれさえすればみんな合格のとても優しい試験です

自動車の免許の学科試験のほうが間違えられない試験です。(100問中90問以上正解で合格)

さらに柔道整復師の国家試験と違い、必修問題もありません。

しかも、4択なので、わからない問題でも25%の確率で正解します。消去法が使えればさらに正答率は上がっていきます。
  
つまり、ちゃんと試験対策をして勉強さえすれば
基本的にはだれでも合格できる試験なのです。

クラスメートの中にはこの時期になると簡単な問題は全部解けてしまって難しい問題の話ばかりしている優等生キャラがちょくちょくいます。
惑わされないでください。

その人達が話している難しい問題はほぼ確実に出ません。

ほんとに出ません。

マジで出ません。

(出たらごめんなさい!)


鍼灸の国家試験は基本問題を抑えた人が受かるように設計されています。これは学校の先生にも賛同いただけることかと思います。というか、学校の先生がそのように言っています。

今の時期からでもやり方さえ間違わなければ間に合います。
安心して 勉強して 合格して いただければと思います。

気が向いたら勉強方法も詳しく書きます

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