私が色彩知育®︎で変わった事③
私、夫と結婚する前までは
「自分の子どもは絶対にいらない」
なんて思っていたタイプの人でした。
自分のような人間が人間を育てて良いわけがない。
自分のような遺伝子を残してはいけない。
そんな呪い(?)にずっとかかってたんですが、夫と結婚してから
「自分だけが子育てするわけじゃないし、この人の子どもなら大丈夫か!」
と思うようになり、子を望むように。
何故なら夫は常に穏やかで、自己肯定感が高く、他人軸ではなくしっかりとした自分軸で生きている人。
「ありのままで良い」という事をナチュラルに体現していて、私の「生き辛さ」の呪いを徐々に解きほぐしてくれた我が恩人(笑)でもあります。
そんな夫との子どもが出来ていざ子育てが始まり...
これまで恩人レベルに感謝していて穏やかな日々を過ごしていたはずなのに、何故だか夫に対して常にイライラするようになり。
産後間もない頃だったらホルモンのせいにも出来ていたかもしれませんが、2歳3歳と子どもが成長する毎にイライラする事がむしろ増え...
私がふと
「何でこんなにイラつくんだろ。前はそんな事なかったのに。更年期なんかな、、命の母でも飲もうかな、、🤔」
なんて呟くと、次の日夫から
「頼むから飲んで🙏」と、
命の母を速攻で渡された程、私は夫に対して相当酷い当たりをしていたようです。
(藁にもすがる思いで買って来たと言っていました😂)
でも振り返ってみると、私が夫にイライラする時って、夫の子どもに対しての接し方を見聞きした時くらいなんですよね。
↓こちらのInstagram記事、私が色彩知育を学んだ先生の投稿なんですが
これ、私の事です😂
色彩知育に出会う前まで私が思っていた事
「そんな難しい言葉使ったって通じる訳ないんだからもっと分かりやすいように言ってよ。私は子どもに分かりやすく話してるのに。」
といった感じでした。
(今思えば分かりやすく話しているつもりがまどろっこしくて逆に分かりづらくなっていた気がします😅)
おそらく私、自分自身が親からされた子育てがダメな事くらいしかわかっていなくて
「親からされた育児以外の事からの正解」
を手探りで探していたんだと思います。
自分は親から何かを丁寧に教えてもらった事なんて一度も無い
↓
私は子どもが分かるような言葉を使って順を追って丁寧に伝えなきゃ
そんなような思考回路だったのかなーと。
あとはもしかしたら
「子どものくせに親に向かってなんだその口の利き方は💢」
なんて言われて私は育ったので、
親と子どもは対等な関係ではない
↓
親(大人)は子どもの目線で話さなければ伝わらない
といった、子どもを子ども扱いする感覚が無意識下にあったような気がします。
夫に対しては他にも色々、
「なんでそんな事言うの?!」
「もっとこう言った方がいいんじゃないの?!」
「あなたは自己肯定感が高いんだから自分が親から言われてよかった事うれしかった事をもっと教えてよ!(夫は幼少期の事をほぼ忘れたと言うしあーツカエナイナ...)」
なんていった具合でイライラ。
イライラ最高潮の時は夫が子どもと普通に会話しているのを聞いているだけでもイライラしてました😂
色彩知育に出会ってからは
子どもに対して無理に言葉を変える必要は無い。
子どもは親から浴びた言葉を吸収して語彙を増やしていくもの。
色々な言葉を浴びさせた方が、語彙力、理解力、表現力が上がってむしろ良いという事を学びました。
「子どもだからまだ何もわからないだろう」
というのは大人の勘違いで、子どもは大人の言葉を素直になんでも吸収していきます。良い言葉も、悪い言葉も。
一般的に下の子はペラペラよく喋ると聞くのは、家族が多くいる分おのずと飛び交う言葉数が多くなるからなんですね...!
そして、夫は子どもを対人間として対等に見ていて
「ちゃんと説明すれば分かるはず」
と、子どもの理解力を信じて誠実に接しているだけなんだなという事に気づきました。
子どもにちゃんと誠実に説明する事って、なかなか親の語彙力や精神力が試されますよね…
つい面倒で「子どもだからまだわかんないでしょ」と、適当な返答で終わらせがちだったりしませんか?
子どもに説明する事って大変だけど、子どもの語彙力、理解力を育てる絶好のチャンスなんですよね。
色彩知育に出会ってからは、子どもに必要以上に言葉を選ばず話すようになりました。
選ばずと言っても「否定的な言葉」「下品な言葉」「誰かの悪口」といった子どもの成長に悪影響を与える言葉以外で。
「〇〇って何?」と子どもに聞かれたら、できるだけそれを説明しています。
そのおかげか、ある時義実家に遊びに行った際
「最近の3歳はいろんな言葉を知っているね」
と義母から言われるくらい、語彙が増えてきました。
(最近の3歳だからというわけじゃないのでは…?と思いつつ🤭)
こども色彩知育教室では毎回「学び・実践・発表」といった学習法を通じて、独自の色彩プログラムを行っていきます。
プログラムの中では子どもには様々な言葉を使って言葉がけしていきます。
(もちろん、ありのままを伝える色彩知育メソッド「かしこ式言葉がけ」も使います!)
教室では子どもを子ども扱いせず誠実に接し、
「自分を信じてくれている」からこそ「相手を信じられる」そんな信頼関係を作りながら、子どもの「興味」を発見、「好き」を伸ばしていきたいなと思っています。