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弱者を見殺しの実行犯は誰か?今の与党だけが悪いのか?

Twitter上で話題になったツィートで私が気になったツィートの一つである。

だが、それに対してこのような反論が来て論争になった。

そう。ニーメラーの格言で言う最初の「困っている人」「弱い立場の人」は氷河期世代、ロスジェネで彼らを見捨てたのは、この時期に長期間政権与党であった自民党政権の失政だけではなく当時の野党支持層の自称リベラル、自称反差別も事実上、共犯だった。その結果、ニーメラーの格言で言う次の矛先として女性やマイノリティ、外国人に向かっただけに過ぎない。自己責任に基づいての見殺しは「弱者の味方である筈の」野党支持層やリベラルも加担していた。そしてその次の弱者としてマイノリティ等に矛先が向いたに過ぎない。つまり、植松聖や大西つねきの「命の選別」による弱者排除は、既に今の野党支持層も実行しており、事実上の自民党政権の共犯関係であったと言える。

現在の野党がLGBT政策や、夫婦別姓等を主要政策に掲げている為、これに批判が来ているが批判の理由はこれらの政策自体ではなく、現在の国民の最大需要である貧困問題を差し置いているという点。(マニフェストにもこれらに匹敵するレベルの提言の言及はない)つまり、貧困問題に関心がないと取れるから。そして、貧困問題のヒアリングでも女性だけ。つまり、いの一番で犠牲になった氷河期世代、ロスジェネ男性は無視でこの姿勢は変わっていない。今の野党の問題は、下記スクリーンショットの意見に全てが集約されている。

そう、今の野党や主要支持層の問題はリベラル路線自体ではなくこのスクショで言う「特定の層の利益や人権を必要以上に主張する政党が嫌われる」という行動を取っているから。パリテやLGBTを前面に出すという事は、氷河期世代やロスジェネの貧困層のかなりの割合を占める男性層を見殺しにすると言っているのと同じだから。今、野党に求められているのはこのスクショで言う「まずは多くの普通の人が困ってるんでそれを助けてから」=今の貧困層を「男女、日本、外国籍、マイノリティの区別なく」救済に動き、ある程度の解決を見てから「細かい話はしようぜ!」=「女性やLGBT、外国人、マイノリティ等の特定層固有の問題に特化した政策を実行する」という手順を踏む事が今の野党に求められている事である。

今の野党支持層は、このスクショのリプの通り「身内の仲間(LGBTや女性などの特定層だけ)さえ良ければ」みたいな者があちこちで幅を利かせている。それが事実上の「命の選別=救済すべき弱者の選別(それ以外は事実上の見殺し)」を実行している。これでは、今の自民党政権の悪政が続いても「自民党とどこが違う」と言う話になってしまう。

思想の種類に関係なく。一般層からの支持を得るためには、まずこの身内体質の克服=「弱者の選別を」止める。そうしなければ、支持層は拡大せず、永久に自民党政権打倒はならない。これを肝に銘じるべきである。

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