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夢の叶え方

写真は前回に引き継ぎ、トロント。

夢を叶えた!

ということは本当か?
前回の記事(夢を追うということ)では、自分の失敗談をまとめた。
長かったと思う。Xplaneの記事を見てもらっても良い。
案外読んだよという声を聞く。嬉しい。

楽じゃなかった

簡単に叶えたわけじゃない。
苦しかったし、辛かった。
おそらく今からもそうだろう。
楽なことなんてないし、楽ならそもそもやろうと思わない。

犠牲

学生時代に学生結婚した研修医カップルの話を聞いた。
女医さんは全部やりたいと言っていた。
仕事も子育ても全部やりたいって。外科だった気がする
パートナーも脳外志望だったと思う。
全部は出来ないと思った。
犠牲は伴う。
自分もそうだ。

どういう犠牲か

まず金銭的な負担をするわけだ。
いくらノルウェーPhDが良いと言っても日本で医師やった方が生涯年収が上がることなんて明らかだと思う。
そして、日本のレールから完全に外れるというか日本から外れた。
これはある種の日本でのキャリア自殺だと僕は思っている。
日本で食っていきたいなら、僕のやったことを裏切りだと見る人もいる。
家族や友人と会いにくい。
だが、こちらに関しては幸いネットの発達がありがたい。
結婚とか恋愛とか。
恋愛をしてなかったわけじゃないけど、海外に行くつもりだったし日本にいつまでいるかわからなかった。元々モテるタイプではないから、ただの言い訳なのかも。

周囲のサポート

一人で出来ることなんてない。
言っちゃ悪いけど、1日生活していて自分だけで生きられるという人はいない。
インフラの整備があって生活が出来るわけだ。
僕も多大なサポートを色々な方々から受けてノルウェーにいる。
一人の実力なんてクズみたいなもので、周りの人にどれだけサポートしてもらえるかで大きく人生は変わると思う。

天才なんているのか

天才だっているのかもしれないけど、彼らにその能力があることを見出して、発揮させる場を与えなければ終わりだ。
あらためて、standing on the shoulders of giants、巨人の肩の上に立ってみんな生活しているのだ。

夢の叶え方

自己啓発とかわかりやすくこうすれば良い、なんていえない。
だから叶え方はないと思う。
この備忘録を通して、曖昧で難しいことを書いていると思う。
だって、人生難しいんだもん。

あえての方法論

そんな中、自分の経験からの案を書こうと思う。
能力はある程度必要。向き不向きは大事と思う。
でもこれは最初から決めつけちゃいけないし、指導者側が決めてしまっては伸びるものも伸びない。やっているうちに慣れて上手になることもある。
しかし、何度も失敗して同じ方法しかしないのは馬鹿だと思う。
方法論を変えて、失敗した理由を考察して対応すべきだ。
ただ、世の中自分が何かしてどうこうなるほど甘くない。
多くは環境と運に左右される。
時には諦めて他を探すべきだ。回り道をしていたら見つかる時がある。
良い人間になろうと思うべきだと思う。
上にも書いた、周囲のサポートを得られる人間にならなければならない。
なので、穏やかに他人を常にリスペクトして、笑顔でいること。
難しいけれど。

夢を叶えるって難しい

難しいから、意味があるんだと思う。
達成しても次がある。辛い時も多い。
でも、自分にできるベストを頑張ってしていくこと。
人間だから、頑張れない時もあるし、それでいい。
でもそれを後悔の理由にしちゃわないように。
一人の人間の力なんて大したことないから、環境と運が悪いこともある。
そういう力には逆らわない方が良いと思う。

なんで辛いのに頑張るの?

だってやりたいんだもん笑
僕は人生でやりがいとか目標とかがある方が楽しいと思う。
一回きりの人生どこで終わってもおかしくないから、辛くても自分が価値があると思ったらやってみないと勿体無いんじゃない?




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