2019年ラスト1冊は、石井ゆかりさんの『星栞』

あけましておめでとうございます!
 
2019年最後の1冊は、
石井ゆかりさんの『星栞(おとめ座)』でしたー!
  
新年早々、ここからしばらくは、ホロスコープの技術的な話になるので、
不要な方は、すっとばしてください。
 
星栞や、その他、大衆向け(12星座には分かれているけれど)の星占いの本は、ソーラーサインハウスシステムというシステムで読まれています。
 
自分の太陽星座を1ハウスとして、
そこから2,3~12ハウス、と振る方法。
星栞(P.50)』『月で読むあしたの星占い(P.22)』
 



ただ、ここで、みなさんの頭の中に生じやすい疑問!
ホロスコープを1度でも自分でつくったことがある(または読んでもらったことがある)人は、「なんかハウスが違うんですけど?!」ってなりますよね?
 
なるなる。
ホロスコープ勉強する人が通る道です!
 
そして、それはなんのことはない。
ホロスコープをつくるときに採用しているハウスシステムが異なるからです。
 
で、石井ゆかりさんは、
筋トレQ&Aでは、このように。
 
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Q:太陽星座を第1室とするハウスと、アセンダントから始まるハウスとは、どちらが正しいのでしょうか。
 
A:これは、どっちも正しいのです・・・。
どっちも、古来存在するシステムで、どちらが間違っていてどちらが正解、というのはありません。 私は、個人的には、出生図やプログレスを読むには、アセンダントから始まるハウス、トランシットはソーラーハウスがぴったり来るような気がしています。でも、気のせいかもしれません(爆)
さらに、アセンダントから始まるハウス、といっても、プラシダス、コッホ、キャンパナス、イコールハウス、ホールサインハウス等々、さまざまなハウスシステムが存在します。これらもまた、「どれが正解」というのはありません。自分でいろいろ書いてみて、一番ピンと来るのを探すしかないと思います。
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また、『石井ゆかりの星占い教室』P.28~でやっぱり、
 
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しばしば「どのハウスシステムが正しいのですか」という質問をいただきますが、「どのハウスシステムも、正しいのです」としか、言えません。科学の世界と違い、星占いの世界は、「どれかが正しければ、どれかが間違っている」という世界ではないと私は思いますし、そう考えている占術家は少なくないようです。
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と、書いています。
 
 
だから、星栞がしっくり来るなら星栞を手帳にそのまま落とし込めばよいですし、やっぱりプラシーダスハウスシステム!って思うなら(わたし)、それ自力で読むか、誰かに読んでもらって、手帳に落とし込めばよいと思います。
 
 
ここで出てくる疑問。
「星栞を手帳に落とし込まないなら、あなたは星栞を読んでいったい何をしているの?」
 
それは、勉強!
「ここにこの天体がこう来るときのこれを、こう言語化しているのか~」と、研究しています。笑
 
だから星栞は、書き込みまくる!

画像1

 
石井ゆかりさんは、
毎日の星占いも、毎月の星占いも、
占いを勉強している人に、
すごくわかりやすい言葉選びをしてくれていると思います。
 
日付という形でヒントをくれるので
「あー水星逆行を見てるんだな」とか
「これは土星や冥王星のやぎ座を見てるな」とか
「金星のイングレスか」とか
とにかく、めっちゃ勉強になります。
 
 
 
 
 
そういうわけで、2019年はこの本が564冊目。
目標の555冊を超えることができました。
 
2020年は、新しい本をいっぱい読むだけでなく、
20年以上売れ続ける古き良き本、
また古典・思想なども読んでいきたいし(昨日は武士道読みました)、
あと、同じ本を何度も読む(おうしのように反芻!)とかもやりたいなぁ。
 
2020年もどうぞよろしくお願いします!

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大切な時間を、このnoteを読むことに使ってくださって、ありがとうございました♡